「佐助、団子!!」
「佐助、部屋が汚れてしまった」
「佐助、これを洗っておいてくれ」
「佐助、あの書はどこへやったか?」
「さす「だあぁぁぁ!!さっきから何なのさっ!!俺様忍なんだけど!!全然忍べないんだけど!?」
「…忍べてないのは元からだろう」
「うっ…で、今度は何?」
「休憩がてら共に茶でもどうだ?」
「旦那…」
(俺のことちょっとは考えてくれてたんだ…)
「って、アンタさっき団子食べたよねっ?しかもお茶用意するのも俺様なんでしょ!?」
「む?そうか…では茶は某が……」
「え?いや、やっぱいいや。俺様が用意してくるから旦那は待ってて」
(すごく嫌な予感がするから)
「わかった」
「やれやれ…」
‐‐‐‐‐‐
幸村にはとことん甘い佐助。
幸村の語頭が「佐助」だといいなとか思ってたらこんなことに。
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