事の起こりは、サプライズで行われた黒子の誕生会の席での黄瀬の一言。


『今日は黒子っちの誕生日だから、黒子っちは王様っス!!何でも言うこと聞くっスよ!!(*`∀´)ノ』

それを聞いた他のキセキ達も面白そうだなんだとノッてきた(約一名のツンデレ除く)。
つまり、あの赤司君まで参加してきたのが一番の問題なわけで。

あの…そんな期待に満ちた眼差しを向けられても困ります(-ω-;)


「王様には馬が必要だよね〜。黒ちん、お馬さんごっこする?(*'∀'*)」
いえ、それは王様ではなく王子様だと思いますよ。
というかお馬さんごっこって…いくつですか。しませんよ絶対(-ω-)

「テツ、ケーキ食わせてやるよ。ホレ、あーん(`∀´)」
…結構です。自分で食べられますから。
それにその一口はボクには大きすぎます(-ω-)

「王様といえば団扇だろう。どうしてもというなら扇いでやらんこともないのだよ(//Α//)」
…その発想はどうかと思いますし、今何月だと思ってるんですか。
あと、どっから出したんですかそれ…まさか今日のラッキーアイテムとか言いませんよね?(-ω-)

「黒子っち、何か飲みたい物とかない?俺、買ってくるっスよ!(*´∇`)」
ではマジバのバニラシェイクをお願いします。
「俺コーラ!(`∀´)」
「俺はねー苺オレ(´∀`)」
「おしるこなのだよ(□д□)」
「コピルワ(゚∀゚)」
「え?ちょ…えぇ!?なんか俺だけ扱いおかしくないっスか?(゚Д゚;≡;゚Д゚)てか赤司っちのそr」
そんなことはありませんよ。気のせいです。
いってらっしゃい(-ω-)

「そうだ、王様には立派な椅子が必要だな。この中でその役目を果たせるのは僕しかいない。そうだろう?(゚∀゚)」
何言ってるんですか赤司くん(´゚ω゚`)
…何で皆目を逸らすんですか(゚-゚;)
「さぁ、おいで、テツヤ(゚∀゚)」
膝をぽんぽんしながらのその笑顔は反則だと思いますよ。
…重くないですか?
……そうですか(__)



あれ?僕、自分からまだ何も言ってないんですけど…

どういうことなの(´・ω・`)






…そういえば、黄瀬くん帰ってきませんね…(赤司の膝の上で遠い目をしながら)



‐‐‐‐‐‐‐
「何でも言うことを聞く」方じゃなく「黒子っちは王様」を優先するキセキとか



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