南雲晴矢
「南雲!お前、また私の友達泣かせたろ!?」
私は南雲にガツンと一言言うために放課後南雲にあいにきてやった。
「は?何言ってんだ?」
しかし当の本人は何事もないような顔をした。
「しらばっくれんな!お前に昨日告白したかわいい女の子だよ」
「かわいいかどうかはわからないけど告白してきたやつはいたな。」
こいつ失礼なっ!
「なんて断ったんだよ!」
「好きな奴がいるから無理っただけだ」
「はぁ!?」ガタン!
誰もいないハズなのに入口側から音がした。
「え、あのゴメン!名前ちゃんと晴矢くんがそうゆう仲なの知らなくって!」
はっとなって自分の状況に気付いた。
自分の下に南雲が居る状態だった。
つまり私が南雲を押し倒した、ように見えてしまっていたようだ。
その女の子は慌てて教室を出て行った。
「ああああ!!あの子こうゆうの広げんの好きな子じゃん!!」
「別にいいんじゃねえか?」
何が良いかわからない
「はっ!?」
「だって俺が好きなのお前だし」