吹雪敦也
ねぇ、アツヤ、聴こえてますか?
私は、あなたを愛していました。例え、それが実際に存在しなかった人であっても。
彼、士郎が生み出した人格でも。
愛していました。もう、届くことはないけれど。
私はこれからも、ずっとあなたを忘れないよ、
居なくなってからは遅いんだ。改めて知りました。
アツヤは少しでも私を見ていてくれましたか?見ていなくても、少しだけ話せた。それだけでも私は幸せでした。
私はこれから先、違う人と付き合ったりすると思います。それでも、アツヤ、あなたのことは忘れない。
だから、お願いします、私を少しでも見守っていてください。
この白い雪のように。親愛なるアツヤへ。
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