佐久間次郎
あたしは苗字名前!!
帝国学園のサッカー部です!
そして今、大阪で雷門の後をつけてます。
なぜ雷門が大阪に来てるのを知っているかって?…ほら、あれだよ…あれ!
まぁ、あたしは鬼道さんの様子見だ!
が、しかし、鬼道さんLOVEな奴があたし一人で様子見になんて行かせるわけがなく、2人できました。
『なんでアンタも来んのよ』
「お前だけとかずるいだろ」
そうその名もペンギン皇子!佐久間次郎だ!
まぁ、好きな人でもあるけど…。
『だからって…。あっ、鬼道さん観覧車乗った』
「なにィイ!?」
すると佐久間はあたしの手をとって観覧車に駆け込み乗車した。
『なっ…!?』
あたしはその間、顔を真っ赤にさせていたが、佐久間は観覧車に乗るのに必死で気付いていなかった。
観覧車に乗っても手が離れなかったのであたしは佐久間の隣に座って鬼道さんを見ていた。
すると佐久間が突然話しかけてきた。
「なぁ…名前…」
『ん…?』
そう言って佐久間の方を見るといつになく真剣な顔。
綺麗な顔に見つめられてあたしは顔を逸らしてしまった。
するとあたしの唇に柔らかいものが一瞬、触れた。
それは佐久間の唇、だった。
(俺、嫉妬、してたんだ。)
(お前が…好きだから…)