涼野風介
『つーめーたーい!』
アタシはプロミネンスの名前。
だから普通敵のダイアモンドダストとは仲良く無いはずなんだけど、ガゼルのほうが大人だからバーンより好きだ。
そして今、アタシは現在進行形でガゼルと手を繋ぎながら家デート中だ。
「冷たいなら離せば良いだろう」
『いや!それでも離せっていうなら抱き着くから!』
それでもガゼルは離せと言うのでアタシはガゼルに抱き着いた。
『体はあったかいんだね』
「当たり前だ。私だって生きてるのだから」
アタシはガゼルの胸に耳を寄せ、トクントクンという心地良い音を聞きながら言った。
『好きだよ。ガゼル。』
「私もだ」