飴ちゃんのロル講座

【初めに】

あくまで俺の個人的見解だ。此れが絶対と言う訳では決してない。そうやって使ってる奴等を否定している訳でもない。ロルは個性があっていいと思っている。参考程度に留めておいてくれればと思う。とっても長い。悪い。間違ってるところは指摘してくれると有難い。後日加筆修正をする場合もある。


【そもそもロルとは】

ロルは自分の動作や周囲の状況などの事を描写することを言い、自分の行動範囲や選択肢を広めたりする為に使用される。大抵()で括ってあるものを指すと考えてくれると分かりやすい。人によっては(だけの時や((となっていることもある。俺は()で括ってあるのが好みだ。

例として(机に置かれた書類を手に取れば)
というものがあった場合、俺が机の近くに居て書類に視線を落とし、更に手に取ってその紙を見ている状態が分かるはずだ。

小説ロル(句読点が多く、文末表現がである口調)のようなものもあるが、俺は基本的に普通(句読点は少なめで接続助詞を多用。文末は連用形で終わる)のものを使用している。


【ロル各種の短所長所】

(にこ)(きゅん)(むす)(微笑)(苦笑)

などの擬音語擬声語(オノマトペとも言う)や二字熟語など短めの単語からなるものを豆ロル、小ロル、短ロルと呼んでいる。

(重要な文字が並ぶ文面に視線を落とし)

のような短くもないが長いとまではいかないものを中ロルと呼ぶ。

(柔らかな微笑を湛えながら風によって頬を擽るように揺れる髪を後ろへと撫でつけて…)

などというように続いてくものを長ロルと呼ぶ。

短ければいい、長けりゃいいという訳ではない。それぞれの長さの短所を挙げれば分かって貰えるかもしれない。

短ロルの短所として挙げるなら、己の行動だけに限定されがちで、必要な情報の不足がおこってしまうことがあるということかな。例えば(なでなで)とした場合何処を撫でてるのかが分からない。背中をさすってやってるのかもしれないし、頭を撫でいるのかもしれない。どのような強さで撫でられてるのか等は相手は想像するしかないところなんかを考えてみると分かるだろうか。

中ロルの短所は、短ロルに慣れてる奴には長めだし、長ロルに慣れてる奴には物足りない情報量しかないところだろうな。

長ロルの短所としては、そもそも読むのが面倒臭い。要らない情報ばかりが詰め込まれてる時もある。

まあ結論としては、相手に応じた長さで回す事を勧めるってことだな。長所は逆を考えて貰えればいいと思う。短ロルは使用の容易さ、中ロルは適度な長さ、長ロルは情報量の多さだろうな。


そんな中でも中長ロルの魅力について触れとこうか。俺的に魅力だと思うのは人物毎の性格を表せたり、自分の個性がでるところだな。選ぶ言葉のセンスとかが垣間見えるところも面白いかもしれん。

俺が人物毎の性格を表すとするなら以下のようになるかな。
喜色満面の笑みを浮かべるリヴァイを想像するのも悪かないが、俺の知ってるリヴァイはにこにこ笑わないんでな。(僅かに口角を上げて)ぐらいで留めるのもいいんじゃねえかなと。
ハンジの笑う仕草は色々あるだろう。巨人を見つけた時の顔なら(爛々と目を輝かせながら満面の笑みを浮かべ)ぐらいはしてそうだ。
エルヴィンが、がっはっはーみたいに豪快に笑い飛ばす姿は俺は見たことないな。(笑みを目元に乗せながら)とか控えめな微笑を浮かべてる気もする。
エレンは、多感な時期だからな。年相応だったり不相応だったりする顔を描写してやるといいんじゃねえかな。(子どもっぽさが残る笑顔を見せ)とかな。
俺は面倒で(へらっと笑い)とか(緩く笑って)とかにしちまうけど。


【ロルを回す時の注意点】

自分と相手との掛け合いで成立する時、相手の行動を無視しちゃ話にならない。
例えば(相手の姿を見つけると駆け寄り抱き付いて)とされたときちゃんと相手の動作を考えて(走り寄ってくる相手の足音に気づけば腕を広げて飛び込んできた相手を抱き留め)と返したり、(飛び込んでくるかの如く勢いのある相手を間一髪で避けて)なんてするのもいいかもしれないな。


【嫌われ易い、個人的に返し辛いロル】

嫌われ易いロルに、"確定ロル"と呼ばれるものがある。名の通り自分だけの行動で完結してしまってるやつのことだな。例としては、(抱き締めれば相手が嬉しがったので更に腕の力を強め)というのがそれだ。相手は本当に嬉しがってるのかって話。相手は抱き着かれて嫌な気持ちかもしれねえだろ。本来なら(相手を抱き締め)や(相手を抱き締めようとし)で止めて相手の反応を待つ。相手の行動にはあまり触れないのが無難だな。

個人的に返し辛いのは、ロル最後の文末表記が(悲鳴を上げた)(相手に渡す)みたいに過去形や終止形になっていて自己完結しちまってるみたいなのかな。終止形っていうのは、動詞本来の形ってことだ。ウ段で終わるって言ったら分かり易いか。

後は、心理描写ばかりのものも遠慮されがちだな。以心伝心が出来るわけでも読心術を会得している訳でもない訳だから、どう行動していいか分からなくなるだろ。

逆に状況描写ばかりとなると相手が自分の急な行動に驚いちまうかもしれない。読み取られ辛いこともある。(無言でカップを手に取って椅子から立ち上がり)というより(もう一杯飲もうかと思いつつカップを手に取って椅子から立ち上がり)としたときには、立ち上がった行動の理由説明ができたりするよな。




【中長ロルの作り方】

ロルで大切なのは、自分が結局何したいかってことだ。
相手がいない状態で回すとするなら、その核の部分が必要だと思っている。この核の部分を踏まえつつ、説明や流れを加えて長くしてくイメージをしていくといいかもしれない。例えば、"机を叩く"動作をしたければ、其れに合うストーリー、話を考えなきゃいけない訳だ。

(ある男の発言を聞けば随分前になくなったと思っていた激情が腹の中で暴れ回るのを感じて硬く拳を握り。続いて相手の口から発せられた言葉に我慢の限界を覚え机を思い切り拳で叩けば、みしりと音が鳴り)

状況が分かるように句点までは状況説明、其れに至るまでの経緯を示してみた。相手の行動による自分の中の気持ちの変化、行為の理由なんかを添えてやると、"机を叩い"たことをより筋道立てて分かりやすくなるんじゃねえかな、と。"机を叩く"のは手で叩いたり書類で叩いたり種類があるからちゃんと説明するのも大事かな。最後はそれをした時の叩かれた方の机の様子とかを添えてみた。と、まあこんな感じだな。


【ロルの句読点】

正直自由としか言いようがない。流れるように動きたいというなら、余り句読点は付けない方がいいだろう。また動作動作の間を作りたいなら使えばいい。まあ2個くらい使われてると分かり易いかなと思う。


【表現について】

表現についてだけど……此処は好みだ。というより好きな表現をするために語彙力を増やすしかない、だろうな。自分で調べたりするのも結構楽しいもんだよ。上で例に挙げてたように笑い方にも色々ある。形容詞、比喩、擬音語擬声語とか、類義語を使用しながら自分なりのロルを模索していくしかないとは思うんだけど。いい表現なら真似してみるのもありかなって思う。


【最後に】

纏まりの無い文を此処まで目を通してくれたことに感謝を。少しでも思うところがあれば幸いだ。分からない所があれば聞いてくれ。誤字脱字などがあれば教えて欲しい。繰り返し言うが、そう使ってる奴を貶めたい訳じゃないことを理解してくれれば嬉しい。ロルは慣れ始めれば楽しいものだと思う。"相手と対話"する為に使用するという認識を忘れずに、な。自己満足で終わらねえように心掛けるのもいいと思うぞ。ああ、長くなったな。では。




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