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代わり身


あの人が帰ってくればあの人と話す。
私はそれまでの身代わり。
代役とでも言うのだろうか。
それも分かっていた。
理解して接したつもりだったのに。

あの人が帰ってきて
私はいらない。
用済みの人。
またいなくなった時の代役。
今までの扱いをそのままあの人へ。

自分と被る。
心が痛む。
それでも私は気になってしまう。
私が見られることも無いと分かっているのに。
忘れられないから。。。

END

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