神喰 | ナノ
守るべき人=お前
「リンドウさんって何でゴットイーターになったんですか?」
私はふと疑問になった事を言ってみた。
「なんでだろうなぁ。。。美華沙は如何なんだ?美華沙が答えるなら教えるぞ。」
リンドウさんはこっちを見て言ってきた。
自分は。。なんでゴットイーターなんてなったんだろうか。
リンドウさんに言われて考え込んでしまう私。
「何黙ってんだ?そんな難しい事だったかー?じゃぁ次のミッションの時までの宿題だな。」
「えー!ミッションに宿題なんて普通無いですよ!」
「美華沙が答えないからだろ。」
呆れ気味に言うと二人で座っていたソファから立った。
「あ!私は宿題ってことで良いですから今リンドウさんの答えを言ってくださいよ!!」
私が言うとリンドウさんは振り返って
「まだ覚えてたのか。忘れてるうちに自室へ戻ろうと思ったのに。」
と残念そうに言った。
「俺は姉上の影響でゴットイーターになったが、今はちゃんと決めてる事があるぞ。」
ん?なんだろう?
「今は守るべき人を見つけた。だからそいつを守る為に強いゴットイーターになろうと思ってるんだ。」
真剣な顔をして言っていた。
なるほど。。。やっぱり上官だけある答えだわー。。
頭の中で納得してるとリンドウさんが「じゃ、俺は行くわ。ちゃんとお前も考えて来いよー。」と言って自室へと帰った。
私はリンドウさんの言葉でゴットイーターという者に対して誇りを持つようになった。
そしてリンドウさんに憧れ以上の思いを持つようにもなった。
END
えっとリンドウさんの言ってる守るべき人って言うのは主人公って事です。