「え、何これどういう状況?」
ベッドの上で目覚めた僕の可愛い可愛い恋人が、身動きのとれない状況に対して冷静に質問してきた。恋人は両手をベッドの柵に拘束され、お尻には僕のペニスが突っ込まれている状況だった。そりゃ目が覚めてこんなことになってたら驚くよなあ。
「お前、もしかして俺が寝てる時に犯したの?」
「違うって、人聞き悪いなあ。君が寝てる間にちょっとアナルを解させていただいて、ちょっとちんぽ突っ込まさせていただいただけ。それからは動かずにじっと君が起きるのを待ってたんだよ」
「いや、ちんぽ突っ込んだ時点でそれもう犯してるからな」
ちょっとやそっとじゃ動じない恋人の余裕さに俺は感心しつつ、アナルいじった時に少々勃ちあがってしまった彼のペニスを撫で上げる。
「んっ…」
「あ、ちょっと中うねった。かわいい〜」
「っるせーな、お前は何がしたっ、ひぁんっ…」
可愛い彼の悲鳴を聞いて満足した俺は、ペニスを撫でる手を止めた。
「なんなの、お前マジで」
「今日は、いつもと趣向を変えてみようと思って」
今度は恋人の脇腹に手をやり、スッと撫でる。
「え、え、何、まさか」
「ふふ、そのまさかだよ」
何をされるのか悟った僕の恋人は、さっきまでの余裕そうな表情とは打って変わって、おびえ始めた。そうだよね、君は弱いもんね。
「あひゃっ、ぎゃはははっ!!!」
くすぐられるのが。
「ひっ、やめっ、あははっ!ちょ、待って」
「待たない」
「あひゃはははっ!!」
僕はひたすら恋人の脇腹をくすぐる。体をよじって逃げようとする恋人に興奮を覚えながら、左右10本の指をバラバラに動かした。
「ムリっ、むりですぅ、ごめ、ごめんなさっ、あひっ」
「どうして謝るの、君は何も悪いことしてないでしょ」
「じゃ、じゃあなんれっ」
「俺がくすぐりたいだけ」
涙を浮かべて笑っている姿は正直僕の腰にクる。それだけじゃなくて、彼のナカがうごめいてきゅぅっっと僕のペニスを締めつけてくる。油断したら射精しそうだ。
「はぁ、はぁっ…」
「じゃ、30秒休憩ね」
俺はくすぐっていた手を止め、今度は恋人の乳首をいじり始めた。人差し指を乳首の先端に固定してクルクルこねくり回した。
「んっ、あ、あっ、それやだぁ」
「こーら、逃げないの」
「ひぅっ」
心の中で30秒数える間、俺はひたすら乳首を弄り続けた。その間もやっぱり恋人のナカがうねって気持ちいい。あー射精したい。けど我慢。
「じゃ、30秒経ったからくすぐり再開ね」
「あひっ!それ、もうやめっ、あはぁんっ」
笑ってるのか喘いでいるのか分からなかった。あーあ。涎まで垂らしちゃって、可愛い顔が台無しだなあ。
「あははははっ!!もうやめ、しんどっ、つらいからぁっ!!」
「そんなこと言って〜」
くすぐっている間は彼のナカが締まって、それはそれで気持ちいい。こっちから腰を動かさなくても構わないのがいいね。楽だわ〜。
「ちょ、ほんと、やめっ、あひっ!」
「じゃあまた30秒休憩しよっか」
「はぁ、はぁ…てめ、ほんと後で覚えてろよ…」
肩で息をしながら僕を睨む恋人だが、全然怖くない。目に涙を溜めて顔を赤らめながら睨まれても、むしろそれ煽ってるからね。言わないでおくけど。
「んっ、また乳首かよぉ…」
「今度は爪の先でカリカリしてあげるからね」
「やめ、んぅ…」
約束通り、爪の先っぽで乳首をカリカリしてあげる。もどかしい刺激に歯を食いしばって耐えてる姿に興奮する。30秒くすぐって30秒乳首を弄る。ずっとくすぐってても慣れてきちゃうもんね。
「どう、気持ちいい?」
「よくないぃっ…」
「嘘はダメだよ。君のナカ、うねってる」
「いちいち言わなくていいからぁ…」
「ふぅん」
僕はニヤニヤしながら乳首を弄り続けた。気持ちいくせに恥ずかしがり屋さんめ。
「はい、30秒経ったよ。休憩おわり」
「ひぃぃっ!もうやめ、やめてぇ」
「はい、こちょこちょ〜」
「あははははっ!ひぬぅ、ひんじゃうぅぅう!!!」
あーあ。涙と涎でグチャグチャになってるよ。まあそんなとこも可愛いんだけどね。
「あひっ!ちょっ、ストッ、ストップ!!」
「どしたの〜」
ストップと言われて簡単に手を止めるわけないけど、切羽詰まってただならぬ表情で言うもんだから、とりあえず理由を聞いてあげることにした。
「ちょ、ひんっ、とめっとめてっ!」
「だからなんで。理由によっちゃ止めてあげるよ」
「〜〜〜っ!!」
恋人はさっきよりも顔を赤くして、観念したように呟いた。
「…っこ」
「え、なんて?」
「おしっこ!!おしっこ漏れそうなんだよ!!!」
半ばヤケになって泣きながら叫ぶ恋人が可愛くて、もちろんくすぐる手は止められなかった。しかもおしっこ漏れそうとか。そんなの続けるしかないよね!
「いいよ、漏らして」
「は!?お前バカなの!?」
「ほら、我慢はよくないぞ〜」
「んひゃあぁっ!!」
脇腹だけでなく、ヘソ周りもくすぐってやる。頑張って足を閉じておしっこ我慢しようとしているが、間に僕がいるせいで閉じられない。
「おねがっ、やめ、トイレ行かせてぇっ…!」
「ダーメ。シーツは僕が洗ってあげるから、漏らしていいよ」
「やだぁっ!出したくないぃぃっ!」
強情だなあ。もう限界のくせに。
僕は手助けしてあげようと、右手はくすぐりを続けたまま、左手で恋人の下腹部をグッと押してあげた。
「ひっ!!」
「ほら、出しちゃえ」
「あっ、あっ」
チョロッ
「あ、ちょっと出てきたよ」
「あひっ、はあんっ」
ジョロォ…
「ふふ、出てきた」
「あっ、ぁん、み、見るなあぁ…」
よほど我慢してたのだろうか。なかなかおしっこが出終わらない。でも放尿しながら気持ちよさそうにしている恋人が可愛い。
でも申し訳ないんだけどまだ僕イってないんだよね。
「んあっ、な、何?」
「ごめんね、僕まだ出してないから」
「あ、あぁんっ、まっまってあっあぁあんっ!!
ぐちゅぐちゅパンパンと下品な音をたてながら僕は腰を打ち付けた。正直僕も射精ギリギリのところだったから、数回の律動で果てた。
「あぁっ…ん、はぁ…」
ついでに僕の恋人ちゃんも一緒に射精してた。ああ、くすぐられて乳首弄られておしっこ漏らして射精して、本当に可愛いなあ。
そのまま恋人は疲れ果てて眠ってしまった。僕はペニスをそっと抜いて、彼の後処理をしてあげて、ソファに運んであげて、おしっこと精液で汚れたシーツを洗った。虚しくないといえばウソになるけど、せっかく頑張ってくれたし、これくらいはしてあげないとね。
次はどんな遊びをしようかな。
Fin