きらきらに輝く太陽の下。
 火薬委員の仕事が終わって歩いていたら不意にタカ丸さんが言った。兵助くんはかわいいから下でいいって思うよ。

 ハア?

「なんの話だ馬鹿野郎」

「そりゃあ夜の営みだけど。」

 兵助くんは納得できない?と疑問符を沢山浮かべるタカ丸、さんを、ぶん殴りたくなったが我慢した。えらい、俺。どうしてそんな話しになるのか疑問だがとりあえず、とりあえず俺が、下に、なる、意味が、わからない。詳しく述べてみよ20字以内で。

「へ、い、す、け、く、ん、が、てん、か、わ、い、い、か、ら、まる。」

「詳しくないから却下」

「ええー」

 わがまま、とタカ丸さんが呟いたのでどっちが、と零した。じゃあ兵助くん詳しく20字以内でどうぞ。タカ丸さんがかわいいから。怒るよ兵助くん。怒ればタカ丸さん。

 きらきらに輝く太陽の下。
 真昼間からなんでこんなはなしをしてるかなあ。我に帰ってしまうとあまりにもくだらなく下品なアンチユーティリティ。馬鹿らしい馬鹿らしい馬鹿らしい(大事なことなので三回言いました)。でも愛しい。

 勝った方が上にしようか、と提案してタカ丸さんがいいよ、と言った。学園に入ったばかりのタカ丸さんに負けるなんて思っていなかった、ので、このあとどうなったかはご想像にお任せします。ひとつ言えることはタカ丸さんは案外力が強い。






090616/よろしい、ならば戦争だ

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