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盲た虎は愛さない


その慰みでは泣けもせず

喉元刺さるは愛の棘

侮蔑の瞳に酔い痴れば

青く尊き口付けよ

散るは徒花、宵の口

愛し哀しと思うても

どうぞ私を引き裂いて

愛を喰うのもままならぬ

嗚呼、涙は雨に溶けたようだ

死なぬ愛は朽ちて花となるか


不肖の身なれども、
残生、精を尽くし
全うしとう御座います

(哀惜の情でもくださんせ)

盲た虎:めしいたとら、彼が欲しているのは
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