眠らぬ夜鷹の戯曲
跪いて地に口付けなさい
あたしの唇をお舐め
誰のものだか唄ってごらん
髪先から喰んでおくれ
月の如く光るなら
召しませ慕情
指す眼差しに交じる愛
夜明けを望めど鷹は眠らず
あたしの全てを騙りたまえ
蝕む甘さに愛を感じる
薔薇のように美しく
醜い彼女は恍惚の
(欲を貪り、俺を啜る)
貪る:むさぼる
啜る:すする
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