しがないピアニストの憂鬱
その旋律にいのちを込めて
箱庭に響く歌声
終りを謳う人
エーデルワイスに呼ばれて
口ずさむ歌が君に届けば
窓際の光を集めて
その音波が君を飲み込むように
愛しの君は子守唄で眠る
拙い恋の一節である
また僕は君を思いながら、
聞いてほしい曲があるんだ
(笑った貴方はいつもの口癖を言う)
エーデルワイス:美しい花、高貴なる白
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