暖かさを
貴方に喩え
臥せた心に冷やかな眼を
嘲笑の口許に寄せて
滲む貴方の感触がない
柩に愛の束
紡ぐ想いを貴方のために
無くした世界にひとりきり
願う世界はどこまでも
愛憎すべて受け止めて
君にまつわる世界を残し
慰みの雨は頬濡らす
感覚惑う、貴方は消えた
(握った手の温もりだけは確か)
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