小説 | ナノ

魔法使いの愛し子



君が出会う温もり

注ぐ愛が呪いとなれば

白百合の墓、塞ぐ夢

涙さえ愛の証となるのなら

英雄と生贄

縋る恋から逃げ出して

貴方のために消える魔法

それは彼女達への花向け

瑠璃色の、少女の遺志を忘れない

その想いの強さを愛と呼んだ


ゆらり、ゆらめいて

(悲しい光は、私の罪を照らすのだ)

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