きっと私は、彼が帰ってくるまでもたない。
今日は立海にとって大事な試合で、彼は参謀と呼ばれて信頼も熱い。だから…ここにいて、なんてワガママは言えなかった。

ねぇ、蓮二。
私はあなたがずっと好きでした。

最期に、言いたかったな、なんて。
意識が朦朧としてきたときに思っても遅いよね。


最期に、会いたかった。
でも、いいの。私は風になって、あなたに会いに行く。
いつかきっと、また一緒に…。



‐さよならは言わない‐



「っ真理、…何も言わずに逝くなんて、データにないぞ」

(「ごめんね蓮二。ありがとう。愛してた」)



20100518
 ̄ ̄ ̄ ̄
突発ネタ。
主は難病を患っており、柳さんが試合に出ている間に病院でお亡くなりに…。
気持ちはお互いに伝えておらず…みたいな。
切羽詰まった柳さんが書きたかったのに、ただの独白に…。

この頃柳さんが好きすぎる。
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