寒い、

と言ったあの時、あなたは


おいで、


と言って、側に寄った俺を、その大きな外套で包んでくれた



俺には大き過ぎるよ、

…そうだな、






あんなにも大きかった外套が、今はもう、俺の体に合う位になっていた




あなたが俺の前を去って、もう、どれ位経ったのだろう?
















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2008年に書いた文。

話の中の外套は、弐寺ジャックのあの外套です。(思いっきり自己設定←)
古いからボロボロになってたらいい。

拍手用ssでした。

長い文書きたい…がネタが無い!というか漫画にしたい。





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