※主人公 後輩設定
























「う〜ん、いい風!」

昼下がりの屋上は、太陽の日が優しく照りついていて、昼寝場所には最適だった。さて、どこで寝よう?といい寝場所を探していると、人影を一つ見つける。

「あ・・・・、折原・・・先輩」

あの平和島先輩と対等に戦える彼を、校内で知らない人はいないだろう。私は音をたてないように、そっと彼の隣に座る。

「・・・睫毛ながいなぁ」

私より綺麗な顔立ち。なんかうらやましい。サラサラと風にそよがれる髪はとても艶やかだった。

「ん〜・・・」

折原先輩の寝返りに、身体がビクッと震える。起きたのかと思い確認してみるが、すぐに夢の中に入ったようだ。

「び、びっくりしたぁ」

ん〜っと伸びをしながら、足を軽く伸ばす。

「・・・・・パンツ、見えてるよ?」

空気を裂くような鋭い声。それは隣で寝ているはずの彼が発したものだった。素早く立ち上がって、彼に目線を合わせると、ニコリと笑った。

「君、1年の鞠花ちゃんだよね?」

なんで知ってるんだ私の名前をっ!
私の頭の中が、今までにないくらい混乱している。なんと答えたらいいのかわからなかったので、とりあえず頷いておいた。

「サボり?」

「は、はい。お昼寝したくて」

「ははっ、お昼寝目的なんだ」

先輩の笑った顔、初めて見た。なんだか、可愛い・・・かも。

「折原先輩もサボりですか?」

「う〜ん・・・まぁ、サボりかな?つか、隣座りなよ」

「あ、はいっ」

ぼーっと突っ立っている私に、先輩は手招きする。先輩の隣に座れることが、ちょっぴり嬉しい。

「学校てさ、つまんないよね」

私が座るとすぐに、彼は突然こう呟いた。

「そ、そうですか?」

「うん。だって授業も退屈だし、先生も嫌なやつばっかだしさ・・・楽しみなのは昼ご飯だけだよ」

「確かに、昼ご飯は1番楽しみですっ」

クスクスと笑う私を見て、先輩はふわりと微笑む。

「あと、サボり時間も楽しいよ。こうして鞠花ちゃんと会えたことだし」

「えっ!」

一気に顔に熱が集まる。きっと今真っ赤だろう。

「赤くなっちゃって、可愛いね、鞠花ちゃんは」

「そ、そんなことないですよっ」

可愛いなんて言葉、七五三以来久しぶりに言われたわ。心臓がバクバクうるさい。もうヤバいと思ったとき、ちょうどチャイムが鳴り響いた。

「あ、チャイムだ。楽しい時間は過ぎるのが早いから嫌だよ」

先輩はスっと立ち上がり、私の頭をポンポンと撫でる。

「じゃあ俺行くね。また一緒にサボって話しよう」

「は、はい!」

去っていく先輩の後ろ姿に見とれていたら、いきなり振り返ってきた。

「あ、鞠花ちゃん。1つ忠告。今度は俺にパンツ見せないように気をつけてね。俺、遠慮なしに襲うよ?・・・・・狼だから」

それだけ言うと、先輩は手をヒラヒラとさせながら立ち去った。

「パ、パンツ・・・」

そ、そういえば、私、先輩に、パ、パ、パンツ見られたんだったああああぁ!!なんであんなにふつうにスルーしちゃったんだろ!信じられない!!

余りの恥ずかしさに涙が出てくる。

つか、先輩、襲うって言った・・・よね?

私は誰もいない屋上で一人悶えながら、今度からちゃんと下にスパッツか何かを履こうと誓った。



























一瞬で世界は君色

(もう貴方のことしか考えられない!)


























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久々の夢でしたぁw
名前んとこが少ないwww

臨也はどんなにかっこよくしようと思っても、やはりウザくなる←

つか軽く変態じゃない?
パ、パンツって・・・(笑)


from 西瓜

 
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