※主人公、静雄の彼女設定&臨也ヤンデレ注意
薄暗いマンションの一室。私は両腕を縛られていた。そして目の前には薄気味悪く笑う臨也さんがいる。
「・・・・・・ちょっと、これはどういうつもりですか?」
「どういうつもりって・・・・こういうつもりだよ。」
臨也さんはソファーに座りながら私を見ている。一体何を考えているのかわからなかった。
「これって犯罪ですよ。いいんですか臨也さん、貴方捕まりますよ?」
私は少し低い声で言う。この状況が怖くないといえば嘘になる。でも、臨也さんに怖いと思っていることを、気づかせたくなかった。
「ふ・・・。ほんと鞠花ちゃんって強情だよね。早く俺のものになりなよ。」
「・・・・・・意味がわかりません。」
何この人。わけわかんない。怖い。
様々な感情が、私の体内を駆け巡る。臨也さんは私を見透かしたように笑い、私の頬を掴んで上に向かせた。
「だーかーらー、鞠花ちゃんは俺だけと話してればいいの。俺だけを見てればいいの。俺だけと一緒にいればいいの。わかった?」
「・・・・・・離してください。」
ダメだ、話にならない。
私は臨也さんを睨みつける。すると臨也さんは不満そうに、頬から手を離した。
「・・・・・そういえば鞠花ちゃんさぁ、シズちゃんと付き合い始めたんだって?」
「っ!!!」
『シズちゃん』という言葉に、私の顔は凍り付く。
「ダメだよー。鞠花ちゃんが俺以外のヤツと付き合うとか。」
「だ、誰がそんなこと決めたんですか!!」
「俺。だって鞠花ちゃんの1番は俺でしょ?」
開いた口が塞がらない。なんだ、この自分勝手な男は。
「あの・・・もう帰らせてください。」
「ダメだよ。君は今日から俺とここに住むんだ。」
「は・・・・・・?」
私は目を見開いた。
まさかここまでいくとは。ヤバい。この男ヤバいかも。
「てゆーかさ、シズちゃんすごく邪魔だよね〜。殺しちゃおっか。」
「な、なんでそうなるんですか!?・・・・・・大体、貴方なんかに静雄さんは殺せませんよ。」
「まぁ、厄介だよねー、彼。だからさぁ、俺考えたんだよ。」
臨也はニヤリと笑う。私は額から冷や汗が流した。
「シズちゃんから君を奪えないなら、無理矢理君をさらって勝手に俺のものにしちゃおうって。」
「なっ・・・!!」
「俺が君を犯して、俺の子を作らせるっていう手もあるしね。」
歪んでる。この人は歪んでる。
いつの間にか私の頬に、涙がつたっていた。体中が震えだして止まらない。
「冗談だよ、無理矢理犯したりなんかしない。そんなに怖がらないでよ。」
ふわりと臨也さんは私を抱きしめる。
「俺がずっとそばにいるから、寂しくないよね?鞠花ちゃん。」
あぁ、もう私はこの人から逃げられない。
私は瞳の光を失った。
最後に頭に浮かんだのは、愛しい彼の笑顔だった。
歪んだ愛の残像
(もう絶対に離さない。)
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なんじゃこりゃwwww
臨也ヤンデレ過ぎた^^;
ちょっと設定の説明w
シズちゃんと仲良くする主人公に興味を持った臨也は、主人公にいろいろとちょっかい出すんだけど、いつの間にか好きになっちゃって、シズちゃんと主人公が付き合い始めたのを知って、ショックで壊れた・・・・・・みたいな(笑)
乱文すいませんでした(泣)
from西瓜