「oh my god…… , 石田のやつマジでいってんのか。前からキチガイだとは思ってたけどマジのキチガイかよ……」 「政宗、そんなことを言うもんじゃないぞ。これも、三成の、……絆だ。」 「テメェそんな爽やかな顔で言い淀んでんじゃねぇよ、そもそもどこでそんな犬と結婚できるとこがあんだよ」 「……事例が無いわけでは無い。ある民族では、永久歯が上の歯茎から生えてきたら犬と結婚させられる。」 「意味がわからねぇよ。」 「しかし、三成も呼ぶ人間を選べばよいものを。無闇矢鱈に大事な奥方を見せるものでもなかろ。」 「メンツも意味がわからねぇよ…」 「あら、来ましたね!石田さんと足音からして……大きいねこちゃんですかね!」 「……せめて、ワシは三成は人間と絆を……」
「待たせたな、紹介しよう。私の妻のハナだ」
(What's?なんだありゃ) (これは、随分と大きい奥方だな……) (……戯れている暇はないと言うのに) (随分と大きいわんちゃんですねえ。こんなに大きいのは何て言うんでしょう) (……何も言うまいて。太閤にも竹中殿にも言えぬなァ)
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