ゲットだぜ!
ふっふっふふふふ
ついに、ついにね?
憧れのサンジとひとつになっちゃいました!
お母さん、お父さん。ヒロインを産んでくれてありがとう。いや、まじで。
今は、サンジと二人でベッドの中。挿入する前に、いや流石にここはまずいだろって話しになって移動したんだよね。
ちなみに今は、裸のままっていうね。サンジに腕枕して貰ってんのーっ!
もう片方の手で煙草を吸ってるサンジの横顔を眺めつつぴったり寄り添って、サンジの温もりを地肌で体感中。
ああ、まじで幸せ…
「んー、超気持ち良かったぁ〜サンジ?大好きだよぉっ」
サンジは柔らかい笑顔を見せると、わざわざ煙草の火を消してくれて、ヒロインのことをいい子いい子してくれた。まじでもうこの人から抜け出せない。
「順番は逆だったけどさ、俺と付き合おっか?ヒロインちゃん」
よっしゃ!!!
キター!やっぱりね!
うんうんうん、この為に生きてて良かった。本当にありがとうございました、今全国各地の皆にのろけまくりたいです、はい。
ていうか、うちらの故郷、産まれ育った国のヒロインみたいにサンジが大好きなワンピース読者様達ごめんなさい。サンジは今日からヒロインの彼氏になりました。なので諦めてください。
「うんでも一つだけ言いたいことがあるの」
「何?何でも言ってくれよ。可愛いヒロインちゃんの為なら俺、何でもするから」
「あのね…ヒロインに"ちゃん"はつけないで欲しいな」
「えっ!?何で?」
「…だってナミとトモダチには"さん"、ロビンには"ちゃん"だし、ヒロインだけ呼び捨てがいいよ。特別じゃないと、嫌なの」
「ハハッ、まじでクソ可愛い!はまりそうで怖いぜ」
ギュウッて強く体中を包み込まれて、ちゅっちゅって可愛くフレンチキスをいっぱいした。きっともう既に、サンジはヒロインにはまってるよ?ヒロインもサンジにはまってるけどさ。
「後、ヒロイン超焼きもち焼きだからね?」
「それは俺もだ」
「毎日でも大好きって言ってくれなきゃ嫌だし」
「ヒロインの為なら何回でも言うさ」
「それと────」
その後のヒロインの話しは続き、結果サンジはうんうんと最後まで話を聞いてくれて。ヒロインの我儘な所も全部受け止めてくれるらしい。
全く、顔もイケメンだし中身もイケメンとかどういうことなの?神様は不公平だねー、本当に。
ていうかさ、早くトモダチに報告したいんですけど!今ゾロとうまくやってんのかなぁ?トモダチだから何だかんだうまくやってるとは思うけどさ…。そう考えながらも、サンジの隣が居心地よすぎて、いつの間にか眠ってしまった。
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