君の世界に僕を刻む。




注)
一部直接的な表現があります。
というか、ぶっちゃけぬっるーいスカトロ表現有りです。
意味の分からない方
嫌悪を抱かれる方は読まないでください。
苦情は受け付けません!!!!!
































「出来ねぇーって」

脱衣場の中で、攻防が続く。

「出来ひんやない、するんやっ」

「無理、…つーか、自分でするから」

「お前、1時間前からそう言ってなんも進まんやないかっ!」

「お、お前が其処にいるからだろ!」

「ドア締めたってどーせ、出来ひんのやろ」

「んなこと、っ」

「はぁ、せやから俺がやったるて」

「それはイヤだっ…!!」

相変わらずの攻防がひたすら続く。
ええ加減、なんかしら動かんと現状からの進展はあらへんわけで

「もう、ええ」

最終手段に打って出る。

「すぐっ、」

キスで口を塞ぐ。

そのまま、制服の中に収められた尻尾を探し出して強く握る。

「んーっ!!ん、っふ」

キスの隙間から叫び声が通り抜けて、奥村の体から力が抜けていく。

下着ごと脱がした下半身は、外気に晒されて羞恥に染まる頬が可愛えな、なんてふ、と思う。

キスは続けたまま、後孔に指を伸ばして緩く刺激を与える。
キスで塞いだままの口は抵抗の塊を訴える。
浴槽の縁に奥村を座らせて予めシャワーヘッドを外してホース状態になったそれから、お湯を出すぬるま湯に調整した後、それを後孔にゆっくりおさめる。

「ほんまはちゃんと用意せないけんのやけど、堪忍え」

「あ、ぁ、いやだっ」

ぬるま湯を体内に収めていく。

「う、ぅ…」

奥村の眉間に皺が集まって、頬は羞恥でこれでもかっていうほど赤く染まる。
少しでも楽にことが進むように、啄むような口付けを贈る。
ある程度ぬるま湯を収めたら、ホースを抜いてやる。

「気持ち悪いけど我慢な」

「う、」

きゅっと閉まる後孔の感覚が指に触れてふ、と微笑む。

「すぐ、ろ」

僅かに小さな音で腹が鳴っているのが聞こえる。

「もう、出してええで」

「いや、だ」

「はぁ、ちょっと我慢しぃや」

奥村の体を腹に負担が掛からんように持ち上げてトイレに運ぶ。
風呂の隣やけどその間も、奥村は必死に我慢してて可愛えてしゃあない。

便座に座らせて、「ほら、出しぃや」と見下ろす。
耳まで真っ赤になって、苦しそうな癖になかなか素直に出さない奥村

「はぁ、…いつまで我慢すんのや?出したら楽になんで?」

「い、やだ…!勝呂に見られて…んの」

あぁ、なるほど汚物を排出するなんてそら誰にも見られたないわな
やけど

「別に人間なんやさかい、気にせんで」

「お前はっ…!気にしな、くても」

顔がちょっと青ざめて来てる
そろそろ、限界やな

「手伝うたるわ」

「えっ?あ、いやっいやだ」

羞恥で赤くなったり青くなったりする奥村の尻尾を掴んで引っ張る。
一気に下降する汚物
最後まで、出し切るように腹を押してやる。

「はっ、う…」

「なんや、泣いとん?」

「もう、やだ」

「あと二回な」

「うぅ………」

その後も嫌がる、奥村を宥めながら排出を繰り返す。

汚物が混じらなくなったのを確認して、なるべく優しく口付ける

「お疲れさん」

「…勝呂のバカ」

涙をいっぱいに浮かべた目で便座に座って見上げてくる。

おーおー煽るのがお上手で

「堪忍え」

キスを唇に送って歯列をなぞる。
敏感な口内を舐めまわして歯の裏まで堪能する。飲みきれなかった唾液が唇から溢れて喉元を伝う。
それを追って順に舌を這わす。

「っは、」

涙をいっぱいに浮かべて目尻も真っ赤に腫れ上がらせて
んな、可愛え顔したら我慢できるもんも出来んようになるわ

じっと視線が合う

「…こんなん勝呂にだけだからな、」

なんそれ、!!!!

「ほんまに、奥村は可愛えな…」

また新しくキスを一つ

尻尾を撫で上げて準備万端の後孔にローションを垂らす。

指で内壁を押し上げるようにローションを塗り込みながら解していく。

「ひぁっ、あ」

前立腺を掠めながら空いた手で尻尾を引っ張ったり撫でたりゆるい快感をじんわり送る。
「や、あ、っん…勝、呂」

「ん?なんや」

内襞が収縮を繰り返す。
熱を帯びて絡みつく
ほんまは口に出さんかったってもう欲しいんやな、ってわかってるけど敢えて聞きたい

「ん、ん、あっや」

「そんな目で見てもあかん、ちゃんと口で言い」

奥村自身に指を絡めて上下に擦る。
先走りで濡れててらてら光る

「あ、ばかっ……」

熱の塊を唇から吐き出す割には肝心な一言が出てこん。
まぁ、そこが可愛えんやけど

「ん、なん?ちゃんと言うて」

手の動きを早めながら、耳にキスを送る。

「ひ、ぁあっ…やだ、すぐ、ろっ」

「だから、なんや」

「イきそっ……」

「イってええで」

「っ、すぐ、ろの…勝呂の、でイきたいっあ、あ」

なん、それ
お前、かわいすぎんやろ

思わず、手が止まって一瞬固まる。

じわじわと嬉しいとかはずかしいとか可愛えとか込み上げてきて、一層愛おしくなって抱き締める。

「ほんま、奥村には適わんわ」

ゆっくり解した後孔に先端を入れていく。
奥まで収めて、熱を穿つ。

「は、ぁああっん、ん、ひぁっあ、すぐ、ろ好き、」

「ああ、」

出し入れを繰り返して最奥で熱が爆ぜる。
絞り取るように締まるそこを楽しむ。


「燐」

目を合わせて、唇を吸う。

また、収縮を繰り返す襞を楽しんで律動を開始する。










其処に、お互いしか見えなくて
不純に染まっていく。

それでも君が一番欲しい!!!!!














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二次元ですし需要がなかろうということで色々捏造してます。
前処理が湯だけで済むなんてありえねぇよwwwって思いながら書いていた自分乙
お目汚し失礼しました。









[目次]



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