絶望をご存知ですか幸福をご存知ですかあたしは名も知らないあなたのことだけは存じています
科学ですべて片付けられてしまうなんて人間というものは偶然をあまり信用してはないらしい
汚い言葉を吐く私を誰も罵ってはくれないのか
彼女はりんごをもぎとった
拒絶するかもしれないが君に愛を囁いてみたいよ
ごめんなさいという言葉しか知らない
頬から落ちた涙どうか彼女の青い目を忘れないで
僕が泣いたら君は気持ち悪いというね、君が泣いたら僕は綺麗だというよ
僕に恋してほしい
彗星は土曜日とともに散り行く
どうにでもなればいいと思っているくせに血が怖くて仕方がない
何かを綴るために文字に縋るんだと思う
涙を拭って下さいできなければ僕の指でそれを掬わせて下さい
脳は日々貴女の中で巡り巡ってやがて朽ち果てるでしょう
僕は僕でしかなくて君は君でならなくてはいけない
もう君が居た昨日ではない僕がほしかった明日ではない誰も望まなかった今日が来ただけだ
戻らない時間なんかより新しい靴は如何ですか
指先に喪失感
私が決定権を持っていることが可笑しいのだけれどね
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