「ただいま」
「おかえり」

料理をしているういの肩を抱き寄せてただいまのキスをする。続く俺とは別のおい、俺達いるの忘れてねぇ? と言う男の低い声。それにいち早く反応したのはういで、顔を真っ赤にしながら一緒に来たなら言ってよ! と怒られてしまった。その反応が面白くて笑いを堪えていると背中を思い切り叩かれ、お皿とか準備してと急かされた。

「わかった、わかった。んな、怒んなよ」

この間土方の家でご馳走になったので、そのお返しで今日は俺達の家で夕飯を振る舞う事になった。2人に適当に座ってもらって、俺はお皿の準備を始める。

「案外仲良くやってんだな」
「ういちゃんと高杉さん喧嘩の方が多いイメージだったから」

西島の言葉に妙に納得をしてしまい、普段から優しくしておこうと考え直すのだった。



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