遊戯「遊星くん、何作ってるの？」
遊星「今日、ひな祭りじゃないですか。ひな人形でも」
十代「今日はたっのしいひなまつりーっ」
ヨハン「なんか、替え歌あったよな！」
遊馬「あー…確か小さい頃ありましたねー」
十代「今日はたっのしいハゲまつりー」
遊戯「うーん楽しくないかな」
ジャック「今日はたのしい」
海馬「えろまつり」
アテム「帰れ」
遊星「よし出来た」
城之内「つっても、ひなまつりって女の子のイベントじゃねーか？」
ジャック「そうなのか？」
凌牙「何も知らないんだな」
ジャック「なんだと」
遊星「まあそうなんだが、イベント事があるとつい…」
ジャック「可愛いな」
遊星「うるさいぞ…」
十代「つっても何するんだー？」
遊馬「あ、みんなで出かけるとか！」
遊星「そうだな。それが良いかもしれない」
ジャック「……」
遊星「出掛けるぞ」
ジャック「仕方ない」
遊戯「久々に外でるのも良いよね」
十代「とっててー」
ヨハン「あ、俺も着替えに行く」
十代「とっててー」
ヨハン「とっててー」
遊星「深く気にせず行くか」
ジャック「ああ」遊馬「よっしゃあ！早く用意しようぜ」
凌牙「そんなはしゃぐな…」
遊戯「僕も着替えに行こうかな」
アテム「そうだな」
城之内「遊戯たちはペアルックか」
遊戯「やだなあ。シルバーばっかり巻きたくないよ」
アテム「シルバーいいぞシルバー」
遊戯「ポケ、ンやったら？」
アテム「……すいません」
海馬「…………………置いてけぼりか」



in ショッピングモール

遊星「やっぱり今日はいっぱいだな」
遊馬「ひな祭りだもんなー」
遊戯「まるで人がゴミのようだね」
遊星「遊戯さんが言うとシャレになりません」
遊戯「え？」
遊星「いえ、なんでも…」
城之内「大丈夫か？俺の腕に捕まってていいからな」
アテム「ああ…ありがとう」
十代「あれヨハンは？」
遊星「知りませんよ」
ジャック「またか！！」
十代「仕方ないなー探してくる」
遊星「何かあったら電話ください」
十代「わかったー」
遊戯「うん。じゃあこの人ごみを排除すればいいのかな」
遊星「だからシャレにならないんでやめてください」
ジャック「遊星、ひなあられがあるぞ」
遊星「本当だ」
遊馬「俺、ひなあられって美味しいと思えねぇ…」
凌牙「あんま味しねーしな」
遊馬「おう、だからよくひなあられ出ても食べなかったな」
遊星「俺は好きだが…」
アテム「俺も好きだな」
城之内「ああ俺も」
遊馬「えー」
遊戯「遊星くん遊星くん！この大きな掃除機とかどうかな？」
遊星「何に使うんですか？」
遊戯「人ごみをかき分ける道具に」
遊星「やめてください」
ヨハン「おーみんなー！迷子になっちゃ駄目だろー」
遊星「貴方が迷子に…！って、なんでお内裏の格好してるんですか」
十代「お内裏さーまとお雛さまーってな！」
遊星「貴方は何お雛様の格好を…」
ヨハン「あっちで、仮装できるみたいだったからやってみた」
遊星「やらないでください」
遊馬「いいなーかっこいいー！！」
凌牙「かっこいい…か？」
遊戯「うわイタイコ」
アテム「俺は痛い子じゃないぞ！」
遊戯「痛い子」
アテム「……」
城之内「やめてやれ…」
遊星「今日はちらし寿司でも作りますか」
ジャック「それがいいな」
ヨハン「いくぜお雛様！」
十代「おう、お内裏様！」
遊星「目立つな…」


遊戯「ただいまーっと」
遊馬「たくさん買いましたねー」
凌牙「重たくないか？」
遊馬「大丈夫だぜ！」
凌牙「腕細いからな…」
遊馬「何か言ったかー？」
凌牙「いや」
ヨハン「ひな人形の十代可愛かったなー」
十代「ヨハンもかっこよかったなー」
遊戯「締め出していい？」
ヨハン「すいません」
遊星「今日もたのしいひな祭りー…だな本当に」
ジャック「いろんな意味でな」