大晦日は大忙し





遊星「大晦日ですね」
遊戯「早いねぇ」
遊星「てなわけで、一年を振り返ってみようと思います」
遊馬「はーい」
遊星「今年は、色々と酷かったです」
十代「ZEXALが始まって、遊馬の衝撃的なデビューを飾った年でもあったなあ」
ヨハン「髪型が」
遊馬「一言余計です!!」
遊戯「遊星くんたちがバイバーイさせられた年でもあるかな」
遊星「なんですかバイバーイって…」
ジャック「まだ5D'sは終わってはいない!!」
城之内「素直に受け止めようぜ」
凌牙「色々と振り返っても、あまり印象的なことはなかったぜ」
遊馬「そうだよなぁ…なんつーか、こう…今までと同じだった…て感じ」
遊戯「いや、でも色々とあったよ?遊星くんがバイトはじめたかと思いきや、すぐに辞めたし、十代くんが監禁させられたり、遊馬くんの海老がとれたり…」
遊馬「とれてませんよ!?」
ヨハン「そういや、日本では大晦日に蕎麦を食うんだろ!!」
遊星「ええ」
ヨハン「んで、死ぬんだろ…」
遊星「なんで蕎麦食べて死ななくちゃならないんですか!」
十代「でも楽しみだな!一月になるとおもうとワックワクするぜ」
ヨハン「だな!」
ジャック「ふん、これぐらいで」
遊星「何、箸持って待機してるんだ」
ジャック「……」
遊星「それより、掃除はしました?」
十代「げっ」
遊馬「あ…」
遊星「今からでも遅くないから、部屋掃除してきてください」
十代「えー」
遊馬「何故か部屋掃除すると余計に汚くなる」
十代「そうなんだよなぁ。だから掃除しなくて良いと思う」
遊星「してきてください」
十代「はぁい」
ヨハン「はぁい…」
凌牙「まったく」
遊馬「ごめんー」
遊戯「なんか色々あったけど、楽しい一年だったね」
アテム「暴言しか吐かれてない」
遊戯「何か言った?」
アテム「いえ」
遊戯「あ、今日は年越しそばだよね」
遊星「はい」
十代「ぎゃあああああああ」
遊星「上はドタドタしてますね」
城之内「部屋掃除なのにな」
十代「もうやだ部屋行きたくない!」
遊星「何があったんですか」
十代「ヨハンのやつ、ごっ…ご」
ヨハン「ゴキブリー」
十代「ぎゃあああああああああ!!」
遊星「ゴキブリ素手!?」
遊戯「さすがヨハンくん」
ヨハン「なんだよ十代。逃げることじゃないだろ」
十代「だ、だってゴキっ…」
遊馬「ふー終わっ……」
ヨハン「ん?」
遊馬「ぎゃああああああああああああああああ!!」
凌牙「ゴキブリぐれぇーで…」
遊星「とりあえずヨハンさん。殺すか逃がすかしてください」
ヨハン「ん」床においた
遊星「…ヨハンさん?」
ヨハン「よしゴキ。逃げていいぞ」
城之内「部屋に逃がす奴がいるか!!」
ジャック「気色悪い!」
十代「ぎゃあああああああヨハンのばかああああああ」
ヨハン「えー」
遊馬「なんで外に逃がさないんですか!!ひゃーこっち来たああああ」
凌牙「ひっつくな…」
遊馬「ヨハンさんどうにかしてくださいよおおお!!」
ヨハン「えー」
城之内「遊戯たちは二階に非難しててくれ」
遊戯「う、うん」
アテム「でも城之内くん…」
城之内「俺はここに残る。大丈夫だ、必ず戻るから」
アテム「城之内くん…」
遊星「ドラマみたいなことしてないで、早く避難しましょう」
ヨハン「おーいゴキー」
十代「あー信じらんねえ…」
遊馬「大晦日にゴキブリ退治ってなんだよおお」
遊星「最後の最後までドタバタですね」
ヨハン「捕まえたぞー」
十代「外に捨てろー」
ヨハン「ほーい」
遊星「はあ…とりあえず蕎麦食べますか」



ジャック「来年こそは、ZEXALの主役の座を奪う」
遊星「夢見過ぎだ」
遊馬「来年こそは、シャークを見返してやりたい」
凌牙「無理だな」
遊戯「来年こそは、君を消滅させたいな」
アテム「やめてください」
十代「来年こそは、再放送でヨハンとキスする」
ヨハン「だな!」
遊星「そういうアニメじゃないですよ」
遊戯「あ、そろそろ日付変わるよ」

あ、







今年もありがとうございました!


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