キラキラ輝く一目惚れ





遊戯「なんか、華やかな村だね」
遊星「お祭りか何かですかね」
十代「もうよるだしなー」
遊戯「とりあえず広場に行ってみよう」


遊星「あい、むす、び?」
遊戯「今宵は、待ちに待った愛結びの日。愛し合う者同士が神に誓いを立てる日です…だって」
十代「おおお!」
遊戯「それでさっきから、男女が踊ったり、抱き合ったりしているんだね」
ヨハン「へんなまつりだなー」
十代「あいするものどうし、だきあったり、おどったりすんだろ!?オレたちもやろうぜヨハン!」
ヨハン「ああ!そーだなっ、かみにちかいにいこうぜ!!」
十代「ゆーせい、おろしてくれ!」
遊星「あまり、遠くに行かないでくださいね」
十代「おう!」
遊戯「うーん、とは言ってもどうしようか…」
遊星「遊戯さんとは愛は誓いませんよ」
遊戯「当たり前だよ!!」
遊星「あ、あっちは何だか騒がしいみたいです」
遊戯「ん…?」

村人A「こんな村まで、わざわざご苦労様ですー。ジャック様!」
村人B「若い娘ならおります。お好きな婚約者をお選びください」
村人C「キングに相応しい、妻が見つかりますよう」
遊戯「うわー金髪。それに、なんだろ妻とか」
遊星「さあ…」
遊戯「僕たちは宿を取りに行こうか」
遊星「はい」

ジャック「ん…?」
村人A「誰か、気になる娘でもおりましたか?」
村人C「良ければ、うちの娘を嫁に貰っていってください…」
ジャック「…いや。今、美しいものが」
村人C「ええ?」
ジャック「…ふむ」


十代「ゆーぎさん!やどやにいたんっすね!」
遊戯「お帰りなさい。どうだった?お祭りは」
ヨハン「すげーもりあがりだった!ステージにあがって、こくはくすんだぜ!」
遊戯「え、まさか告白してきたの?」
十代「もっちろん!!」
遊戯「君たちバカ…」
十代「あと、ひがしからきた、おーじさまが、よめをみつけるとかできてたな」
遊戯「ああ、あの金髪の人、王子様だったんだ。まあ身なりからしてそうだろうけど」
十代「なんかむすめえらびしてた!ゆうぎさんたちも、くいにいこーぜ!」
遊戯「確かにお腹減ったし…いこうか」
遊星「そうですね」


遊戯「まだ賑やかだねー」
遊星「今の時間は、王子の婚約者探しみたいですね」
遊戯「ステージのスポットライトより、王子のほうがキラキラしてる…」
海馬「もちろん!オレのがキラキラしてるがな!」
遊戯「うわ!いつの間に!てかボロボロ!!」
海馬「我はしなーぬ!ぬはははははははははは!!」
遊戯「うわー」
遊星「ん…?」
遊戯「どうしたの?」
遊星「いや、なんでも…」
海馬「さっきからあの王子、お前をみてるみたいだな」
遊星「冗談は顔だけにしてください」
海馬「いやまじ」
遊星「こっち見つめないでください、吐きそうですうえ」
海馬「失礼な奴め!!」
遊戯「でも確かに、あの王子、マイク持ったままこっちみてるよ…」
遊星「冗談は髪型だけにしてください」
遊戯「君の蟹ヘアー折るよ?」
十代「ん?こっちきた」
遊星「なんか海馬さんがうざくて吐きそうなので宿戻ります」
海馬「おい!!」
ジャック「待ってくれ!」
遊星「……」
ジャック「やっと、やっと見つけた」
十代「しりあいか?」
ジャック「オレの、天使…!」
遊戯「え?」


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