変な人に会いました。
「やあそこの君。神は信じているかい?」
「え゙っ」
街に買い出しに行ってる時だった。ていうか今。
なんだかかわいい子に話し掛けられた。神ってそんな…
「いや、そんないきなり…えぇと」
「あっ、僕の名は亜風炉照美っていうんだ」
「そっか。よ、よろしく」
アフロ…くん?
男の子だったんだ。それなのに綺麗だなぁ。あ、髪はストレート。
「いや君。今僕の髪みただろう。僕はなんでもお見通しだよ。なんたって神だからね」
まさかの読心術。まあ何度も経験している事何だろうけどね。
「そんな神なんて…いるわけないでしょ?」
「ふふっ、おかしな子だね君は。現に僕が神なんだ。いないわけがないだろう?」
あ、今やっとわかった。私不審者と会話してるんだね。神に依存しすぎて頭がくるくるぱーになった…ってそれまさにアフロ(笑)
「だれがうまいこと言えと」
「あ、読まれてた?」
「神だからね。君今からそんな僕の可憐な生い立ちを教えてあげるからカフェでお茶しない?」
「ナンパかよ」