※雪男が祓魔師じゃないただの人間、燐の覚醒を知りません。
燐は雪男に全て秘密にしていたり閉じ込められたり縛られてたりしてます。(病み要素アリ…かも)
「ただいまー…」
「おかえり…」
「ふあぁ…、疲れた。…ねむい」
「寝るんだったらお風呂入ってからにしてよ兄さん」
「わーってるよ…。ち、オカーサン眼鏡…」
「なにか言った?」
「べべつに?…あ、なあ雪男、制服掛けといてくんねえ?」
「もう、それくらい自分でしなよ…、って」
「俺どうやってもしわしわになるからなー。頼むわ」
「兄さん…、」
「んん?」
「なに、その傷…」
「へ?え、…あ!いや、これはその!」
「なに?」
「いやいや、勘違いすんなよ!ケンカじゃねえから!」
「ケンカじゃない?へえ」
「んだよ感じ悪いな…」
「ううん。ケンカじゃないとしたらなんなのかなって」
「え…」
「兄さん、僕になにか隠してるでしょ?」
「はあ?な…に言ってんだよ」
「毎日毎日、居残りだ補修だ、って。僕が不審に思わないと思う?」
「…言ってる意味がわかんねえよ」
「昔から嘘つくとき目逸らすの癖だよ。知ってた?」
「…!!」
「ふふ、ほら図星だ」
「…、」
「ね、どうして黙るの?」
「おれは、」
「また言い訳?…もうたくさんだ」
「ゆ、き…!?おいっ、聞け!」
「どうして?どうしていつも兄さんは僕の知らないところに行くの」
「は?お前なに…」
「行かせない。もうどこにも」
「!!、お…おい、離せ」
「大丈夫。僕が、守るから」
「な、ん…もう…」
-------------------------
「ん…んぅっ、あっ」
「今日、何日目だっけ?」
「俺がし、るか…っ」
「そうだね。もうずっと部屋から出てないもんね?」
「わかってんなら…聞くな、っん」
「出たい?ここから」
「うぁ、っん…ん、ぁ…なに、聞こえな…?」
「くす、…なんでも」
「も、そこばっか触るな…」
「ここ?最近好きだよね兄さん。尻尾でも生えてるの?」
「!、っな、に…バカ、…んんっ、あ」
「…耳も、前よりずっと敏感」
「あっ、…やめっ、ろ」
「かわいい…ずっとこうしてたいくらいかわいい」
「ふ…っう、あっ、雪男…手いたい…」
「外して欲しい?ネクタイ?」
「ん、んっ…とって…」
「もう暴れないって約束できる?」
「い、まさら…逃げねえよ…あっ」
「うそつき」
「!?、や、ぁ…っは、ずせっ」
「だめ」
「おね、が…、雪男…!」
「じゃあちゃんとお願いしようか?ねえ」
「あっ、あ、ひ…っ、やだ」
「僕はずっとこのままでもいいんだけど?」
「いやだっ」
「やだやだばっかり…少しは言うこと聞けないの?」
「あああっ、ゆきお…、そ、こやだっ」
「大丈夫ちゃんと柔らかいよ。…挿れてって言ってくれたら外してあげるよ兄さん?」
「ふ、ふうぅ…、ん、…は」
「ほら、」
「い、あっ…、んんんっ」
「もういいでしょ。意地張ってないで黙って僕に誘惑されてよ?」
「も、ばか…雪男っ、ば…ぐす」
「くす、馬鹿でもいいよ。だから、ね?」
「いれ…っ、…言えるかっ」
「聞きたい」
「…ぅ、う……い、い、れて…」
「いいよ。挿れてあげる…」
「んぁ、あっ…は、あっつ…」
「…兄さん、こうやってずっと僕の腕の中に居てくれませんか」
「ふ、う?…なに言って」
「こんなにあちこちボロボロで」
「雪…、んんあっ」
「見てられない…」
「ひゃ、…あっ、んっ」
「僕が兄さんを守るから…もうどこにも行かないで…」
「な…、ばか、…泣き虫」
「…もうなにも失くしたくないんだ」
「っかってるよ…、」
「兄さん、」
「いかねえよ…、んっ…どこにも」
「うん」
「誰かに閉じ込められるくらいなら…俺はお前の方がいい」
「うん…、好きだよ。兄さん、」
「あっ…んんっ」
「好き…」
「ふ、っ…んん、んあっ」
「好きだ」
「雪男…、」
「僕はもう兄さんしかいらない。…だから兄さんも僕意外必要ないでしょ?」
「う…、あっ」
「ごめんね?」
(もうココから出られない)
(それでも構わない)
(なんて顔してんだよ…)
先日のお茶会から生まれた、たくさんの神ネタからさらに厳選された神ネタ宿題で 人間雪男×悪魔燐で監禁縛り のお題でした。
覚醒してから燐はこっそり祓魔塾通ったり、修行するんだろうなって妄想。
雪男が燐の変化に気付かないわけないのにね!
雪男は尻尾とか耳とか見えてないけど目ざとく気づく…というネタ振りも頂いたので加えてみましたが実にぬるい仕上がりで申し訳ないです…。
これほんとに大丈夫かな脱線してないかな…がたがた
甘いの担当だったはずなのに二人して若干病みました…ドウイウコトナノ
でで、でもありがとうございまいした!
とても楽しかったです*
いつもお世話になっている某お二人に捧げますvこそっ