遅めのクリスマス*
前半ほのぼのバカップル
後半双子がちょっとえっちぃ

そんな感じでメリークリスマス!















「ただいま」
パンパァンッ
「メリークリスマス!」

「うわ、びっくりした」

「あんましてねぇだろ」

「‥なにしてるの」

「あ?今日クリスマスだぞ?」

「え‥、はっ!」

「気付くのおせぇよ」

「‥ごめん。明日だとばっかり」

「忙しすぎてボケてんな。まぁいいけどよー‥」

「兄さん」

「それよりお前飯どうする?食うか?」

「兄さん」

「んだよ、食うのか食わないのかはっきりおばっ」

「ごめん。」

「だからいーって‥」

「よくないよ‥」

「いそがしかったんならしょうがねーだろ。‥仕事だし?」

「兄さん我が侭言って」

「いわねーよ。ガキじゃあるまいし」

「兄さん。」

「いやいや‥」

「言ってよ」

「‥‥‥‥‥‥ばーか」

「‥ごめん」

「今日くらいちゃんと帰ってこいよな‥‥」

「ごめん。ごめんなさい‥ちゅ」

「おこってねぇから謝るな」

「毎年この日に誕生日のお祝いしてるのにね。うっかりでも忘れてた僕が悪いよ。ごめんね‥」

「ガキの頃の話するな」

「つい昨年もしたでしょ」

「‥毎年のついでだからいいんだよ。第一、誕生日はまだ来てないんだし‥」

「そう言いながら今日ずっと待ってたの?」

「‥‥‥」

「ほらこっち向いて」

「いやだ。‥‥あと匂い嗅ぐな」

「湯上がりの良い匂いがする‥兄さん」

「‥‥」

「こっち向いて下さい?」

「‥‥笑うなよ」

「笑わないよ。こんなにかわいい顔してるのに」

「お、お前が悪いんだからなぁっ!帰ってこねぇし、いつもより遅えし、クリスマス終わったし!!」

「うん。うん‥待っててくれたのにごめん。ありがとう」

「るせぇばか‥このばか!」

「うん」

「またコート破けてるし、なんかボロボロだし、火薬くせぇし!!」

「任務でね。お風呂上がりなのにごめんね。汚れるね」

「‥おい」

「ん?」

「今俺のこと離したらキレるぞ」

「すいません」

「‥‥‥」

「兄さん。兄さーん?」

「‥‥よぶな」

「ぎゅぎゅー」

「‥‥はあぁぁ」

「ん?」

「‥‥おかえり雪男。」

「ふふ。ただいま。ちゅ」

「ん。風呂は?」

「んー、一緒に入ろうか?」

「は?俺もう入ったぞ」

「だから今から汚そうかなって思って」

「は?ちょ‥んっ」

「ダメ?」

「いやダメとかじゃなく‥こら手」

「僕すごく汚れてるから兄さんが綺麗にしてよ?」

「ああもう‥ばか」

「わ、なになに」

「わかったから風呂行くぞ。」

「はーい。あ、ちょっと待って」

「なんだ、んぐ!‥んっ、ちゅっ」

「ちゅ‥、ちゅ」

「んん‥ふ、‥ぁ」

「‥、ちゅ‥‥ふ」

「う‥、ぁ‥ん」

「‥ちゅ、はい。行こうか」

「な、ななななに」

「ただいまのキス。」

「‥‥」

「あとすっかり火薬の残り香ついちゃったから兄さんもお風呂ね」

「!!!」

「行こ行こ」

「お前な‥」

「あ、そうだ兄さん」

「ん?」

「メリークリスマス」

「‥‥‥‥‥」

「兄さん?」

「‥‥ぶは、っは‥おう。メリークリスマス」



(それではお祈りを)





「ん‥ぁ」

「はい。足上げて」

「んや‥まっ」

「待たない」

「んっんっ」

「そんな力まなくていいよ兄さん」

「や‥だって」

「気持ち良いことしかしないから」

「ふゃ‥っ、あっ」

「ほら‥いたい?」

「っ‥たくない」

「よかった‥ここは?」

「んぁっ、あ‥っ」

「気持ち良い?」

「‥あ‥ぅ、っあ」

「兄さんどっち?」

「き‥もちい‥ひぁ」

「ふふ、いい子」

「ガキ扱いすんな‥、っ」

「もっと突いてあげようね」

「あう‥!‥ぁっ、あっ」

「声大きいよ‥恥ずかしい」

「や‥やっ、るさい‥」

「濡れてる音も‥いっぱいする」

「あうう‥ぁ」

「兄さん?ちゃんと聴いて‥」

「やぁん‥っ、はぁっ‥ふ」

「っ、‥締まりすぎ。イきそうだった」

「ふ、ははっ‥」

「こーら」

「っ、ん」

「生意気」

「うっせー‥ばか」

「ねぇ兄さん、一緒に動いて?ココいっぱい締めて」

「‥は、ふ」

「ね?お願い」

「‥だー、くそかわいいなお前。ちゅっ」

「んん?っちゅ」

「興奮MAXになると雪男かわいくなんの。‥しらないだろ?」

「うそ‥」

「ふは。ちゅ、ちゅ。ほんと」

「あは、変なの」

「変なのお前だかんな‥ん、しょ」

「ん‥ぁ、きもちい兄さん」

「あ‥、ぅ‥うごいて?」

「‥兄さんが知ってるならいいや」

「なにが?」

「僕が知らない僕も、兄さんが知ってるならいいかなって」

「‥っぷ、ははっ。雪男らしいな」

「それに僕も知ってるよ」

「なにを?」

「兄さんが知らない兄さんを」

「へぇ‥おしえて‥?あぅ」

「いいよ‥でもそれは」

「あ‥ちょ、やば」

「またあとで」


(今日も明日も明後日も、君はかみさまに愛されています)


Happy MerryX'mas.
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