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クイーン「見つけた!シンク、ナイン、ジャック!」
ナイン「げっ」
シンク「わ、もう見つかっちゃった」
ジャック「もうそろそろ隠れるパターンも尽きて来たからね〜。いよいよ僕達で新しい部屋作るしかないかも」
シンク「お、隠し部屋?いいねぇ〜!」
クイーン「少しは反省しなさい!大体どうやって作る気なのよ……」
シンク「シンクちゃんは力持ち〜!」
クイーン「物理!?始末書どころじゃ済まないわよ、それ!」
ジャック「クイーンは厳しいねぇ」
クイーン「当然の反応です!そうよね、二人とも?」
トレイ「まったくです。そもそも、隠し部屋とは設計の段階で組み込まれるものであり……」
キング「……お前達は懲りないな」
シンク「うう、トレイはともかくクイーンとキングが揃ってるなら降参降参〜」
トレイ「こら、シンク!どういう意味ですか!」
ナイン「まあ、待てお前ら。オレに考えがある」
ジャック「ほんとぉ?」
クイーン「あら、何かしら?」
ナイン「よく聞けよ。世の中には適材適所っつー言葉がある。オレ達はレポートが苦手だ。そんなオレ達がレポートを書くより、得意な奴が書いた方が効率が良いってわけだ、コラァ!」
シンク「おお〜!」
ジャック「なるほど〜!」
ナイン「フッ、つまりだな。オレはその分たっぷり戦うからよ、レポートはお前らが……」
クイーン「ナイン」
ナイン「お、おう!?」
クイーン「適材適所という単語を勉強したことは褒めましょう」
ナイン「だろ?」
クイーン「しかし、あなたは根本的にレポートの意義を分かっていませんね……?」
ナイン「お、おい、お前なんか黒いオーラ出て……」
キング「怒らせたな、ナイン。良かったじゃないか、クイーンの特別指導を受けられるぞ」
ナイン「ハァ!?なんでオレだけだよ!シンクとジャックだって同じじゃねぇか、コラァ!」
シンク「ごめんね、ナイン」
ジャック「流石にレポートは自分で書くものだって分かるよ」
ナイン「き、汚ぇぞお前ら!」
クイーン「さあ、お勉強の時間ですよ。レポートの全てをあなたに教えてあげます……フフ、フフフフ……」
ナイン「いや、その、悪かっ……ひっ、力つよっ痛っ……ギャアアア!」


トレイ「……あれはあれでクイーンの優しさなんですけどね……」
ジャック「うん、分かってるって。相変わらずだよねぇ」
トレイ「さあ、あなた達もさっさと終わらせて私達を解放してください」
シンク「はーい」
キング「お前達二人は器用だな……フッ」


エース「……もしかして、僕達は騒がしいのか?」
マキナ「えっ、今更?」
エース「えっ?」


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