我様メモリー(※ネタバレ有)


我愛羅(があら)は、岸本斉史作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の人物。アニメでの声優は石田彰。ミュージカルでの俳優は米花剛史。
16歳。身長166cm。体重50kg。父の跡を継いで五代目風影に就任する。里の上役達からは人柱力であることから疎まれていたものの、その他の里の者達からは慕われている。若く才能溢れる里長として、特に同年代の異性に人気がある。彼女ら曰く、クールだがどことなく可愛く、それでいて風影でいるところが良いとのこと。


出生時に、風の国の兵器として砂の守鶴(一尾)を憑依させられた人柱力。目の周りの隈は、守鶴に体を乗っ取られることを防ぎ、その力を制御するために眠らなかったせいで出来てしまった。眉毛がないため、作中では「マユ無し」呼ばわりされたこともある。性格はクールで比較的無口、無表情。基本的には礼儀正しい。カンクロウ・テマリの弟。
母親・加琉羅の命と引き換えに生を受ける。守鶴の力を制御しきれず、里の人間から恐れられ、実の父・四代目風影からも幾度となく刺客を差し向けられる程疎まれた孤独な幼少期を送った。唯一、叔父(母の弟)の夜叉丸にだけは心を開き、彼の前では子供らしい明るい表情を見せることもあったが、6歳の頃にその夜叉丸に命を狙われ、
返り討ちにした彼の口から「姉の命を奪って生まれたアナタを憎んでいた」という言葉を聞かされ絶望する。以来世界の全てを憎むようになり、この際額の左側に「愛」の字を「自分だけ愛する」と言う意味の証として自らの砂で傷つけ刻み込んだ。しかし、自分と同じく人柱力として育った木ノ葉の忍・うずまきナルトとの戦いで、他者との繋がりは憎しみと殺意でしかなかった我愛羅は、同じ孤独な心の闇を知るナルトと理解し合う。その後ナルトのようになりたいと、少しずつ心を開いていく。
常に砂が入った瓢箪を背負って行動しており、砂を意のままに操れる。操れる砂は自分が所持するものに限らず、周囲の砂はもちろん、鉱物を分解して砂に混ぜ込むことで砂の硬度を高め防御効果を上げることもできる。ただし、大量の砂の操作や【砂の鎧】など全身に砂を纏う場合、チャクラや体力を激しく消耗する。
また、瓢箪自体も砂で出来ており、これに宿る母親の「我愛羅を守る」という強い想いから、彼に危機が迫ると砂が自動的に盾になり、彼を守る。



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