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絶望的な義憤達


何があったとしても、ぼくは誇りを持って生きたい。
例えどんな仕打ちをされても、けしてそのひとは恨まずに。
無数の道の中で、ぼくだけは正しい道を歩こう。
そうしたら、きっとぼくは幸せになれるだろう。


いつ書いた日記だろうか。胸糞の悪い。
彼はその日記を乱暴に閉じると床に叩き付けた。

「申し訳ありません。お許しください。……ただ大切なものかと思ったので、捨てる前に確認をと思いまして」

十五か十六くらいの白い髪のメイドは、今にも泣きそうになりながらそう言った。彼女の大きな瞳には、彼への恐怖が映っている。

「俺は全部捨てろと言ったんだ。お前はこれを読んだのか?」

容赦なく彼は、メイドの手首を乱暴に掴んで怒鳴った。

「申し訳ございません。ジヴェーダ様。お許しください、お許しください」

メイドはそう懇願しつつ逃げようと後ずさりするが、ジヴェーダは手首を放そうとせず、逆に引っ張ると無理やりメイドを抱きすくめて、彼女の未成熟の胸を鷲掴みにした。

「いや!やめてください!」

彼女は驚きのあまりに叫びながら抵抗した。ジヴェーダが手の力を緩めると、メイドは泣きながら腕の中から抜け出し、そのまま走って部屋を出て行ってしまった。

やはり部屋の掃除をひとに頼むんじゃなかった。

中途半端に片付いた部屋を眺めて彼はそう思った。
国王に与えられた部屋。それはたいそうに立派な部屋であった。白い壁、銀の装飾、アンティークのカーテン。
およそ下界では見られない豪華な家具は自身の給料で買ったものだ。
だがその美しい部屋はほこりまみれで、ゴミが溢れかえり、置き場所も考えずなんとなく買ったものが一度も使われずに辺りに散乱している。
仕方なしに、ジヴェーダはさっき自分で床に投げた日記を拾うと、一箇所に集められたゴミの山の中に放り投げた。

余計な事を。

ひどく苛立った。
その時、部屋の扉を叩く音がした。

「入れ」

彼が言うとまもなく扉が開き、さっきと違う今度は年老いたメイドが恐る恐る部屋に入ってきた。

「ジヴェーダ様。玉座の間で国王陛下がお呼びでございます」

「わかった」

なんの仕事だろうか。王が彼を呼ぶのは仕事の時だけであった。それ以外は話すこともなければ、パーティーに呼ばれたことも、食事に呼ばれたこともない。

年老いたメイドはさっさと出て行ったので、ジヴェーダはなんとなく鏡を見た。
灰色の髪の毛、灰色の瞳。白い髪が黒い髪を支配するこのクウェージアという国の中で、異端であり嫌悪されるこの灰色の種族。
だが鏡にはそんな男の背景に荘厳豪奢な白い部屋が映っている。
彼は自分にではなく、その背景にうっとりした。潤いのない乱れた髪をとかすこともなく、そのまま王の待つ部屋へと赴いた。

相変わらず闇に溢れた白い髪の王は、ジヴェーダと一定の距離を保ち続け、けしてジヴェーダに歩み寄ろうとはしない。
クウェージアの王グセルガ、自分以外のもの全てを信じず、そして全てを恐れている、愚かで孤独な王である。

グセルガの微妙な視線のせいで、玉座からだいぶ離れたところで、彼はひざまずくはめになった。

「変わりないようだな。ジヴェーダ」

「陛下の慈悲のお陰でございます」

常にしたたかな自分。心にもない言葉を丁寧に吐く冷静な自分。
でも、そうしなければ彼は成功者になれなかった。あの美しい家具に囲まれて暮らすことなどできなかった。必要にもされなかっただろう。

事実、ジヴェーダ以外の灰色の髪はひどい迫害を受けており、つける職業などほんのわずかで、どれも誰もが嫌がるような卑しいものばかりだったが、彼の飛びぬけた残虐さはある側面で大変に重宝されるものだった。

ゆえにジヴェーダは自身の卑劣さをこよなく愛し、もはや誇りにすら思っていた。

「近く、黒い髪が一人、宮廷で働くことになった」

「そうですか」

そうきたか。と彼は思った。けして驚いていないわけではないのだが表情は全く崩れない。
灰色の髪の自分ですら、正式に宮廷で働くことが決まったとき、ひどい大騒ぎになった。おかげでクウェージアの国中に拷問師ジヴェーダという名が知れ渡った。
それが黒い髪ともなれば大騒ぎどころではない。無駄な混乱を招くだけ。

白い髪が黒い髪を支配すること四百年。その体制は危うい状態にあり、完全に崩壊する日もそう遠くないだろう。グセルガはそのことに気付くのが遅すぎた。そしてまたこうして無意味な事をする。
黒い髪を一人働かせて一体、どうこの事態を解決するつもりなのか。

愚かな王よ。

心中でぼやいた。

「お前にその黒い髪の面倒をみてほしい」

けして、王は直接的な物言いをしない。ジヴェーダに面倒を頼むということは、つまり拷問せよということなのだが、拷問という言葉をグセルガが口にしたことは一度もなかった。もし誰かを拷問したことで貴族や国民に責められたとしても、ジヴェーダのせいにして逃げることができるからだ。

全ての批判も軽蔑もジヴェーダが引き受ける。それが宮廷拷問師として雇われた彼の役割であり暗黙の決まりごとだった。

「承知いたしました。最終的にはどういたしましょう」

「黒い髪は言うだろう。やはり私にこの場所は似合いませんでした。と」

そして、黒い髪は無能であったと。そう言うつもりだろう。これで無能なのが証明されたと。
一体そんな証明の仕方で誰が納得するというのだろうか。己の愚かさがより露呈するだけではないか。
とはいえ助言をする権限すらないのだから、黙って承諾するしかないのだが。

「その黒い髪の名はエメザレ、軍事教育所の出身者だ。お前も気に入るだろう。」

「そうですか。良いことです」

そうは言ったものの、軍事教育所の出身というところが気になった。
軍事教育所というのは黒い髪の孤児が入る施設だが、この国では孤児は国の持ち物である。黒い髪を目の敵にしている王の時世に、その教育所内の環境がいかに苛酷かは簡単に想像がつく。
そこで育ったエメザレとやらは相当の不条理に耐えられるだろう。

強敵だな。

ジヴェーダは嬉しく思った。

「ジヴェーダよ、わたしはお前を砂粒ほども信用していないが、期待はしている。裏切るな」

無表情な顔の奥に潜む、孤独と裏切りを恐れる、臆病で、それゆえにどこか必死に祈るような感情。それがなんとなく愛しくて、ジヴェーダはグセルガに温かい眼差しを向けた。

「惨めなわたしにとて、誇りはあります。ご心配なく」

しかしグセルガは何も返さず、侮蔑的な眼差しでジヴェーダを見下していた。



◆◆◆

一ヵ月後、黒い髪はやって来た。

「お呼びでございますか。陛下」

再び呼ばれた玉座の間では、すでに黒い髪の男の姿があった。王に向かってひざまずき、頭を下げている男の顔は見ることができないが、その体格は軍人にしては頼りない。

正面を見ればグセルガの隣には王子の姿もある。遠巻きでしか見たことがなかった王子の姿は近くで見れば見るほど弱々しい。
この時世にこれで次期国王とは哀れな。
例えグセルガがこの情勢を乗り切ったとしても、次の王がこのひ弱な少年であるならば、クウェージアは滅んだも同然だ。

「お前の監視と面倒は、そのジヴェーダがみる。わからないことは彼にききたまえ」

せせら笑いを浮かべながらグセルガは冷たく言った。

「はい。陛下」

男の声は落ち着いていた。この状況を恐れもしないとは、さすがに軍事教育所からやってきただけはある。

「では、さっそく床を拭く仕事に取り掛かるといい。ジヴェーダ、頼んだぞ」

その言葉にジヴェーダはしっかりとうなずいた。

ああ胸糞の悪い。
エメザレの瞳を見て一番にそう思った。黒い瞳は真っ直ぐで、洗練された雰囲気。孤児だというのに気品漂う、そして美しい顔立ち。

「俺について来い」

「はい」

エメザレはどこに、とも聞かず素直にジヴェーダの後に続いた。
城の果てとでも言うべきだろうか。グセルガがエメザレに与えた部屋は使われていない物置だった。ここを開けるのは何年ぶりなのだろう。もはや召使にすら忘れ去られていたこの部屋。鍵は付いていないようだ。だが、かつては付いていたのかもしれない。取り外された跡がある。

ドアを開けるとほこりが勢いよく宙を舞った。
中にはほこりにまみれて壊れかけた家具やら置物やらが詰め込まれている。窓は壊れて閉まらないらしい。外から力ない太陽の光が差し込み部屋を薄明るく照らしている。

「ここがお前の部屋だ」

「わかりました」

こうなることを予想して来たのだろう。その部屋を見てもエメザレは驚かなかった。それが気に入らない。

「入れ」

ジヴェーダはエメザレを強く物置に押し込め、自分も物置の中に入るとドアを閉めた。

「中にあるものは好きに使って良いそうだ」

「感謝します」

そう言ったエメザレの後ろ姿を憫笑を含んだ顔で眺めた。
今から、ジヴェーダが嫌忌する全てを兼ね備えているこの男を、自由に蔑み踏みにじることができるのだ。
支配して弄び恍惚に浸ることができるのだ。
自身の努力と能力で手に入れたこの権力を行使して、人を制圧できるとはなんと素晴らしいことなのだろうか。
嬉しさのあまりジヴェーダは身震いした。

「服を脱げ」

唐突なジヴェーダの物言いにエメザレは不思議そうな顔をして振り向いた。

「身体検査ならば先ほど済ませました」

「俺は服を脱げと言っている」

何かを感じ取ったらしいエメザレは身を硬くして構えた。ジヴェーダが歩み寄ると警戒してエメザレは後ずさりしたが、すぐにタンスか何かにぶつかって逃げ場はなくなった。
タンスに両手を付き、その中にエメザレを閉じ込める。
エメザレは怯えとは何か違う微妙な眼差しでジヴェーダを見つめた。

誰か男を支配するとき、ジヴェーダの場合は特に美しさに拘らない。無論美しいに越したことはないが、もし美しさに拘るのならばその時は女とすればいい。男を支配して得られる官能は、視覚的なものでなく精神的な満足感のようなもので、それは自身が成功者であることを最も強く感じられる瞬間だった。

「もし、これから俺がすることに耐えられなくなったら、いつでもガルデンに帰っていい。お前が一言、辞める、とさえ言えばその瞬間に俺はどんな行為もやめる」

彼はエメザレの耳元で囁いた。

「わかりました……」

エメザレは震える声でそう答えた。ジヴェーダはその震える頬に優しく指を沿わせ口づけた。この指は自分の気さえ変われば、いつでもこの男を傷つけ破滅に導くことができる。その優越が果てしない恍惚なのだ。

「なら早く脱げ」

だがエメザレはジヴェーダを睨んでいるだけで脱ごうとしない。

「脱がせて欲しいのか」

せせら笑いを浮かべながらジヴェーダはエメザレの服に手をかけた。

「自分で……自分で脱ぎます」

ジヴェーダの手を叩き払うと、怒りからか羞恥からか、うつむきながらもエメザレは震える手で服のボタンを外していく。

この男は本当に軍人だろうか。現れた胸は白く傷一つなく滑らかだった。
それはエメザレがいかに強かを語っている。もし対等の立場であったなら、ジヴェーダの大柄な身体を持ってしても敵うような相手ではないだろう。
だがこの通り今は自分の思うがままだ。
ジヴェーダはそのことに興奮を覚え、身震いするのを抑えきれなかった。
何かに取り憑かれたように、乱暴にエメザレをタンスに押し付けた。

とっさにエメザレはジヴェーダの手からすり抜け右へ逃げる。
が、その動きをはなから予想していたジヴェーダは足をかけた。罠に掛かってよろめくエメザレを力任せに蹴り飛ばすとエメザレは床に倒れた。
起き上がろうとするのを許さず、白い胸を足蹴にして見下しながら、腰に付けていた鞭を手に取り優越に浸った。

反抗的な目つきでエメザレはジヴェーダを睨んでいる。
傷一つない綺麗な身体に鞭を走らせるのだ、と考えただけで笑みがこぼれた。

早く恐怖に染まれ。
恐れおののき無様に泣き叫びながら、やめてくださいと懇願しろ。

思い切り、ジヴェーダは鞭を振り下ろした。

「――――ぐっ」」

皮膚を切り裂く鋭い音が響く。飛び散った鮮血がジヴェーダの白い服を汚した。
気に入って買った服。絹の、王族が着るような高価な服。汚れてしまったのが気に食わない。
けれどもそれ以上にエメザレの悲鳴が小さいことの方が気に食わない。
ばかにされているようで怒りを覚える。

「立て」

ジヴェーダはゆっくり起き上がるエメザレの髪を、頭皮から剥がさんばかりに引っ張ると無理やり立ち上がらせた。
痛みのあまりにうめきながらもジヴェーダの手から逃れようとエメザレはもがくが、ジヴェーダはありったけの力で髪を握り掴んだまま、勢いよくその頭をタンスに打ち付けた。
おそらく鼻を打ったのだろう、鈍い音がして鼻血と思われる血が何滴か床に落ちた。

「……は…ぁ」

エメザレの口からは痛みに耐えるうめきが漏れる。

「そこに手をつけ」

それでも力を緩めずに、タンスにエメザレの顔を押し付けてジヴェーダは命令した。
仕方なさそうにエメザレは自分の頭の両横に手をつく。
それを見て彼はエメザレの頭から手を放すと、エメザレのズボンに手をかけた。一瞬、エメザレは抵抗しようとしたのか手を動かしたが、すかさずジヴェーダがまたエメザレの頭を押さえつけたので、エメザレはおとなしくなった。

後ろから抱きすくめてズボンを引き下ろすと、この有能であろう黒い髪のもっとも恥ずべき姿があらわになった。

「やめて……ください」

小さな声でそう言うとエメザレはその場に力なく崩れた。顔は見えないが肩が震えている。笑いがこみ上げてきた。
だがジヴェーダは容赦なくエメザレの腰を持ち上げ、嫌がらせのごとく長く伸ばした爪の中指を何の前振りもなしに彼の中に突っ込んだ。

「……ひっ」

エメザレは身を強張らせ、同時に中に入っている指を締め付けた。
しかしエメザレの中は、爪の伸びたジヴェーダの無骨な指をいとも簡単に飲み込んで、そのうえ小さな痛みを和らげようとゆっくり肥大していく。

「この淫売」

その言葉にエメザレは振り返り、震えながらも怒りに満ちた瞳でジヴェーダを睨みつけた。

忘れていた。クウェージアの孤児達はほぼ例外なく男性経験があることを。
彼らは二十五歳になるまでを男だけの施設で過ごさなくてはならないのだ。教育所を卒業すれば外に出ることができるが、エメザレはまだ二十五になっていない。

指を入れるなど生易しいことをせずに、いきなり事をなせばよかった。

苛立って、ジヴェーダはもう容赦しないとばかりに指を引き抜くと、腰が引けているエメザレを無視して、もう充分にそそり立った分身を、それでも小さく閉ざされて見えるエメザレの中に無理やりねじ込んだ。

「あ、うあああぁぁあぁぁぁ!!」

それは無論、嬌声ではなくまるで断末魔のような叫びだった。
だがエメザレの内部は荒い呼吸と共にジヴェーダを飲み込もうと必死に肥大を進めていく。無意識にも、男しか知らないであろうこの哀れな青年は、快楽を求めて身体を順応させようとしている。
それを許すまいと、ジヴェーダはエメザレの首に噛み付いた。

「あ………ぁ……い…やだ」

が、エメザレの身体は順応に溺れかけていた。
中は酷く痙攣し、ありったけの快楽を拾い集めて痛みから逃れようともがくように喘いでいる。

「せいぜい楽しめよ。売女」

そう耳元で罵ると、エメザレは自分を呪うように床に爪を立てた。

「ふぅ……う…ぅ」

荒々しい分身を突き立てると、噛みしめているはずの唇から息を漏らした。
国を変えるべくして現れた、黒い髪の英雄とも言えるこの男は今、自分の腕の中で無様に醜態を晒して喘いでいる。なんという充実感であろうか。

「もう……や……やめて…ください」

前の方を弄るとエメザレは途切れ途切れに懇願した。これ以上の醜態を晒したくないとばかりに、快楽から逃げようと床を這う。
ジヴェーダはそんなエメザレの頭を後ろから鷲掴みにして後ろに反り返らせた。瞬間、分身は内部の奥深くまで入り込み、痛みのない快楽だけの場所を突き上げる。

「う……はぁ、ああぁあ!!」

エメザレの前の部分は脈を打ち一層肥大した。そこからは快楽を知らせる透明な液が淫らに溢れている。
それがもう絶頂に近いことは明らかで、ジヴェーダは液を指で拭い取ると弄ぶように握って上下させた。

「あぁ…い……ああああぁぁぁ――――!」

エメザレの身体は反り返って痙攣し、内部はジヴェーダをひどく締め付け、そして果てた。
ジヴェーダはこのエメザレの真っ直ぐな瞳を汚したことが、身体を暴いたことが、とても喜ばしく誇らしくもあり、その満足感と達成感による不可思議な絶頂を迎えて己の欲望のヘドロを内部にぶちまけた。

そして幸福の余韻に浸った。

これこそが生きている意味。
存在の意義。
能力の証明。
涙が溢れるほどにこの瞬間が幸せでならない。

「それで幸せですか」

まるでジヴェーダの心を見透かしたようなことを、エメザレは後ろを向いたまま言った。

「幸せだ。とても。俺は生まれてきて良かった」

正義を砕けてよかった。
誰かを破壊できてよかった。
それで認められてよかった。
成功者になれてよかった。

ジヴェーダはエメザレの背中を見つめて、幸せそうに微笑んだ。


◆◆◆

ある日のこと、ふいに彼は日記のことを思い出した。
あの時のまま片付けられていないゴミの山の中から古びた懐かしい日記を救い出す。


ぼくはもう勝てそうにない。
いいことをしても少しも救われないこの環境に。
正しいことすらできない。
もう、限界だ。
負けてしまう。
制圧する喜びに。
必要とされることに。
けれどもそれは間違っている。
人を傷つけて得られる賞賛も報酬もそんなものは卑しくて誇れない。
どうか負けないで。
ぼくよ、正しい存在であろうと生きている限り努力してくれ。
負けたくない。
この悪い気持ちに。
負けたくない。
どうか、負けたくないんだ。


日記の最後のページにそうあった。
とても静かに。静かに彼は胸の中で自分を哂った。そして日記を閉じるとまたゴミの山の中に放り投げた。


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