3



獏良君の肉体を持つバクラが帰った後、私と盗賊王バクラはだらだらとコタツで過ごしていた。

彼は言葉に出来ないようないかがわしい行為に及ぶこともなく、まるで巷のカップルがする戯れをなぞるように、私にじゃれついてきて。

普段とは違うその雰囲気に飛び上がるほど嬉しくなった私は、酔わされたのをいいことに、まるで砂糖の海にダイブしたような甘い時間に溺れるのだった。


テレビを見ながら、いつの間にかコタツで並んで横になる私たち。

怠惰としか言いようがない間抜けな顔をしているだろう私の背後では、私の胸に腕を回した盗賊王バクラが、ふあぁと小さなあくびをこぼしていた。

「……コタツってなかなかあったかいでしょ?」

振り返らずそう訊いてみれば、「まぁな」と素直に返された声。

やんわりと胸を弄んでいた彼の手が、ふと上へ滑って来る。

白い肌のバクラよりたくましい、けれどしなやかで器用な指が、おもむろに私の唇をなぞった。

「ん……」

ふにふにと指先で押される唇。
純粋にふざけているだけというようなその行為に、胸を高鳴らせつつも私は、あーんと口を開け、唇で彼の指先を挟んでみた。

されるがまま抵抗せずにいる盗賊王は、まるで恋人同士かと錯覚してしまうようなこの空気を、一体どう思っているのだろう……?

「バぅラ……、好ひぃ……」

唇をはむはむさせながら告白するお馬鹿な私に、「そうかよ」と律儀に応える彼。

唇から引き抜かれたその手が、私の顔を背後から抱き寄せ、彼の顎の下あたりにすっぽりと収まってしまった私はまた呼吸を失ってしまうのだった。

もはやテレビなんかどうでもよくなって、彼の腕の中でぐるりと寝返りをうてば、バクラの喉元と鎖骨がすぐ目の前に突きつけられる。

おずおずと見上げれば、なんだとばかりに下へ向けられる、紫がかった双眼。

首を伸ばし、整った顔立ちに刻まれた傷へ一度だけ口付ければ、お返しとばかりに軽く唇を塞がれた。

「…………、」

何だか恥ずかしくなって、彼の首元へ顔を埋めてみる。
控えめに息を吸えば、あのバクラと近い、けれど違った彼の柔らかな匂いが肺を満たし、脳髄を痺れさせた。

「は〜……もう天国……」

こんなに心行くまで、バクラとイチャイチャ出来るなんて。
何度も言うが、夢じゃないのか、と疑問に思う。

盗賊王バクラはといえば、もぞりと身じろぎし、少しだけ体を起こすと、その辺にあったクッションを引っ張って頭の下に敷いていた。

冷静に考えれば『バクラ』らしくない、けれどもどこまでも人間らしいその行動に、私はふふふと笑みをこぼす。

そして。



「……もう十分だろ? 馴れ合いはもう終いだ」

唐突に告げられる、終了宣告。

――が、私の身体を解放しながら吐き出された台詞とは裏腹に、その語気はどこか間延びした険のないものだった。

仰向けになり、もう一度欠伸をこぼす盗賊王。

「……バクラ、もしかして眠い?」

さん付けをやめた私が問いかければ、ニヤリと笑ったバクラが、
「そう残念そうな顔すんなよ。もっと構って欲しけりゃ、服脱いで自分から跨って来な」
などという刺激の強い言葉を投げて来るのだった。

「……脱いだら寒いし……」

けれど、そんな挑発(?)に素で答えてしまう私はもう、ずっと正気を失ったままだ。


「あ、そうだ……鍋洗わなきゃ」

ふと思い出す、食後の片付け。

食器類は先程あらかたキッチンへ運んだが、酔ってふらふらになっていた私は、それらをシンクに放置してしまったのだ。

いくら家族が帰って来ないとはいえ、これはさすがにだらしがなさすぎる。
私は重い腰をのろのろと上げ、寝転んだまま動く気配のない盗賊バクラに軽く手を振って自室を後にした。

「ちょっと待っててね」

そんな一言を付け加えながら。



「嬉しい……けど心臓が持たない……」

キッチンで食器を洗いながら、そんなことを呟く。

そう――
言葉にするのも恥ずかしいが、バクラたちとの情事を、レバー全開で燃やされた強火だとするならば。

先程のぬるいイチャつきは、ほとんど弱火のようなものなのだと思う。

けれども、強火が瞬時に表面を焦がすのに対し、弱火は時間をかけて素材を中まで柔らかく溶かす。
料理においてはどちらも不可欠だ。

いつも強火で焦がされるばかりだった私は、バクラの気まぐれか責任感かわからない何かによって、弱火で芯まで煮込まれてしまったのだ。

もちろん、普段の『強火』が、中まで火が通っていないという意味では決してなく。

そして、そんな盗賊バクラの『弱火』に当てられてしまった私は、ほとんど酔いは覚めたはずなのに、未だ恍惚と非現実感に浮かれていた。

盗賊王バクラ――
かつて私を籠絡しようとした彼は、その必要がほとんどなくなったにも関わらず、私に構ってくれる。

まるで、『あの』バクラと同じように。

私の中にある『バクラ』の、半分。
千年リングに宿るバクラと盗賊王バクラが、今私にある『バクラ』の全てなのだ――


私は、歯も磨いてから2階へ戻ることにした。
さすがに酔いは覚めたとはいえ、お酒臭かったら彼に悪いななどと思ったから。

にしても、これが『酔い』だと自覚するくらいには、まだ高校生なのに普通にお酒を飲まされてしまっているのはどうなんだ……と、改めて自分の置かれた状況を省みる私。

が……、その相手が仮にも邪悪な意思だの盗賊王を自称する人間だのなんだから、これはもうどんな文句だって言うだけ無駄なんだろうなと苦笑するのだった。

まぁその、決して褒められた行為ではない悪行で、私への疑いが晴れた……というかある程度バクラたちが納得したなら、それはそれでいいのだけれど。

――そんなことを考えながら、自室のドアを開け、コタツで寝そべったままの盗賊王に目をやった時だった。


「ぁ……」

盗賊王バクラは、私を見なかった。

仰向けになり、しっかりと閉じられた両の瞼。

つけっぱなしのテレビの音の中、すやすやと立てている寝息が、彼が睡眠中であることを表していた。

思わず足音を殺し、彼に忍び寄る――
寄ってから、それが常に警戒を怠らない彼に対する敵対行為だと気付き、慌てて小さく「私でーす」と間抜けな声を発してみる。

しかしバクラは身じろぎ一つせず、無防備に眠ったままで。

私はこれがもしかしたらバクラの罠……というか演技めいたものかもしれないと疑いつつも、テレビを消し、そっと隣に腰を下ろして彼の顔をまじまじと見つめてみた。

瞼を縁取る、色素の薄い睫毛。
右眼を両断するように、縦に一本、横に二本刻まれた深い傷痕。

幸いにも眼球は無事だったらしいその傷は一体どこで負ったものなのか、尋ねる勇気が私には出ない。

私に出来たのは、その傷の上端がどこから始まっているのか……睦事の最中にさりげなく前髪を掻き上げて、彼の額を確認してみたことくらいだ。

その後、調子に乗って傷をいたわるように指で何度かなぞってみたら、まるで遮るように唇を塞がれて誤魔化されてしまったけど。

たった16年かそこらしか生きていない肉体には、言葉にしきれない苦痛と、苦悩の歴史が詰まっているのだろう。

たとえば、千年パズルに宿るファラオについて語った時に見せたような……少しだけ瞳にゆらりと浮かぶ、激情の炎を肚に宿して。

平和な現代で安穏と生きてきた私には触れることすら許されない、深い深い負の感情。

まだ人間である彼は、人間であるがゆえに逃れられないそれを抱えて、そして、何処でどうやって人間であることを捨て、千年リングに宿る精神だけの存在になったのだろう……?

そんな疑問が、感傷と混ざって私の胸を圧迫する。

「バクラ……」

可哀想、などと言ったらきっと彼……、彼らへの侮辱になる。

だから私には、せめて、彼らが己が道を進むに当たって意味も意義もないだろう、人間としての愛を全身で伝えることしか出来ないのだ。

文字通り、暇つぶし――
気まぐれで弄ぶ、玩具になって。
『バクラ』を受け入れて、『バクラ』を貪って。

私という20年と生きていない些末な人間一個に出来る、精一杯を出し切って。
全てを出し切り、限界まで彼らを受け止めて。

そんなふうに私は、最期まで――

もちろんそれは、私のエゴでしかないことは分かっているけれど。


いつもその双眸に計り知れない闇を宿す盗賊王バクラは、眠りについている時だけ、何のしがらみもなく文句なしに少年だった。彼のあどけない寝顔がそれを物語っていた。

可愛い、と思う。好きだ、とも。
愛してるとか、カッコイイとか、大好きだとか、結局はそのくらいだ。

私はそのくらいしか、この感情を表す言葉を知らない。

自分の空っぽさに落胆しつつ、私はそっとバクラの頭へ手を伸ばした。

今この心にあるのは、どこまでも暖かくて幸せな感情だけなのだから。

「バクラ……、コタツで寝ちゃだめだよ……」

そう声を掛けながら、優しく彼の頭を撫でてみる。

さわりとした髪の感触。
獏良君のそれよりも硬質な白銀の髪は、私の指の間をさらさらと流れた。

「バクラ……コタツで寝ると風邪引いちゃうんだよ……」

盗賊王の双眼は閉じられたままだ。
だが彼に限って、ここまで私が接近して声を掛けているのに起きないなど本当にあるだろうか……?

「……それだけじゃないよ。
コタツで寝ると、水分不足になって突然死とかするらしいよ……!
ベッドに移動した方がいいよ、バクラ……」

言い終わった途端、頭を撫でていた手をやんわりと払われ、コタツをガタゴトさせバクラが寝返りを打った。

私に背を向けた形になったことといい、やっぱり彼は少し起きているに違いない。

「バ……っ、くしゅん!」

ぶるり、と背筋に寒気が走り、私は室温がだいぶ下がって来ていることに気付く。

ストーブの温度を上げ、ふと疑問に思って窓に掛かったカーテンを少しだけ開けてみれば、白いものが空から降り注いでいた。

「あっ……、雪降ってる……!」

そういえば、雪の予報が出ていたことを思い出す。

獏良君の肉体を持つバクラが帰ってから随分経つ。
夜も更け、外の路地にも人通りはほとんどなく、ただしんしんと静かに雪だけが降り続けていた。

うっすらと白く染まり始める地面や他の家々の屋根に、これは朝まで降ったら結構積もるんじゃないか、と予感する。

同時に、盗賊王が雪を見たことがないと以前言っていたことを思い出し、私はコタツで目を閉じる盗賊バクラを振り返って明るい声を上げた。

「バクラ、雪降ってるよ! 雪……!
もう、少し積もり始めてるよ……!!」

たたたと彼に駆け寄り、やんわりと揺り起こすように体に触れる。
だが彼は、「うるせえんだよ……」と、ようやく一言発しただけでそれ以上動くことはなかった。

「えー……」

バクラは本当にここで寝るつもりなのだろうか。
もしそのつもりじゃなかったとしても、彼の現状を見るに、少なくとも今は動く気はないということだ。

それなら、仕方ない。

「バクラと一緒に寝たかったのになー……」

駄目押しで、普段なら瞬時にウザがられそうなことを呟く。

けれども起きる気配のないバクラに、私は彼がしばらく放っておいて欲しいのだと理解し、ため息をついて腰を上げたのだった。

それから、考える。

コタツは一番弱くしてつけておくとしても……電気ストーブをつけたまま寝るのはいくらなんでも怖すぎる。

けれど、何もつけないと部屋が寒いだろう。
ベッドで寝るつもりの私はともかく、コタツに入っただけの盗賊王は……。

エアコンをつけるという手もあるが、エアコンの暖房をつけたまま寝ると空気が乾燥して喉や肌を痛めるし……うーん。

悩んだ末私が出した結論とは。



「……おやすみなさい、バクラ」

部屋の明かりを小さくし、ベッドに潜る。

未だコタツで寝込む盗賊王からは、再びすやすやと寝息が聞こえて来ていた。

私はそんな彼に、コタツ布団の上から肩を覆うように毛布を掛けてあげたのだ。
部屋自体の暖房はないが……とりあえずはこれで大丈夫だろう、そう考えて。

目を閉じれば、たちまち迫ってくるまどろみの気配。
先程バクラと触れ合ったせいか、恥ずかしくも下腹部が何かを欲して疼いたが、強引に黙殺し睡眠欲求に身を委ねる。

そして――


………………

…………

……



がたり、という物音でふと意識が覚醒した。

未だ室内は暗い。
朝ではない、と瞬時に悟る。

それから、コタツ布団の衣擦れの音と部屋のドアが開く音がして、するりと人の気配が抜け出て行った。

盗賊王バクラ……
私はぼんやりする頭で、コタツで寝ていた彼が目を覚ましたのだと気付く。

物音をさせるあたり、私に隠れて何かをしに行ったというわけではないのだろう。
それでも、意識的にか無意識にか、足音を殺しているのが彼らしいのだが。


コタツで寝ていたバクラは、さすがに喉でも乾いて何か飲みに行ったのだろうか。

今夜は親は帰って来ないから下には誰も居ないし、大丈夫だ――
そう言えば、親には友達が泊まりに来るから夜は問題ないと伝えた気がする。

友達、か……
目を閉じ、二人のバクラの姿を頭に思い浮かべながらその単語を反芻する。

――似合わないにも程があると思った。

私と千年リングに宿るバクラ、私と盗賊王バクラは言うに及ばず……二人のバクラ同士だって、友達と言い表されるような関係では決してない。

仲間……、ううん、もっと乾いていて、けれど深くて――

二人のバクラは似て非なる自分同士で、同士……いや、同胞……?
もしかして、相棒…………
ううん、でも彼らがそんな言葉で互いを表してる光景なんて、なかなか想像出来ないし――

再び眠気が忍び寄り、まどろんでいる時特有の取り留めのない思考が頭をぐるぐると旋回しだす。

意識が、落ちてしまう――
そう思った瞬間に、よく知った気配が部屋に戻って来た。

盗賊王バクラ。

はっ、と我に返った私は、一瞬状況がわからなくなって、けれど『バクラ』を放ってはおきたくなくて、ベッドの中で夢中で手を伸ばした。


「ん、バクラぁ〜…………おいでー……」

――私は何を口にしたのだろう。

言葉を紡いだ瞬間に何を言ったか忘れてしまったような、そんな混濁感があった。

眠くてたまらない。
掛け布団から手を出した瞬間、ひやりとした空気が触れ、すぐさま手を引っ込めた。

次いで、くしゅん、と聞こえたくしゃみの音は、私から発せられたものだろうか?
それとも――

私にわかったのは、ぎしりとベッドが揺れて、直後にもぞもぞと這い回った大きな気配がベッドの中に潜り込んで来たという事だけだった。

薄目を開け、その正体を一応確かめてから、安堵して目を閉じる。

よく知った温もりと、大好きな匂い。
伸ばした腕がそれらに触れた瞬間、本能的に体をすり寄せれば、背中に回った腕が私を包み込んだ。

「、……」

バクラ、と言おうとして音にならなかった。

これで胸だのもっときわどい部分だの、性的な部分に触れられれば私はたちまち目を覚ましただろう。

けれども彼は、そうしなかった。
盗賊王バクラは私の求めに応えて、まるで抱き枕のように私をその腕の中に閉じ込めたのだ。

まるで温もりを求めるように。
離さないというように、熱っぽく。

彼の体温は確かに冷えていた。
遠慮のないバクラの冷たい足が私の足に押し付けられ、温度を奪おうとする。

彼はこの寒さの中、裸足でフローリングを歩いてしまったのだろうか。
可哀想に、などと思いつつ足先で盗賊王の冷えた足をさすり、自分に蓄えられている温度を全て分けてあげた。

お礼とばかりに撫でられる後頭部。
嬉しくなった私は、寒い中でも決して体温を失わない首元へ顔を埋め、心地良い温もりに溺れながら深く息を吸った。

鼻腔をくすぐってから、『バクラ』で満たされる、肺。
その芳香は、ここが自分の居場所であることを強烈に脳へと伝える。

そして、私の意識は今度こそ眠りに落ちたのだった。


………………

…………

……


『おい貴様……、随分ヤツとよろしくやってるみたいじゃねえか』

ふと聞こえた、彼、の声。

バクラ……

『ケッ……、誰に気兼ねなく体を使えるってのは、便利だなさすがによ』

バクラ……千年リングに宿り、獏良了の肉体を借りたバクラの声が聞こえる。

『ま……、オレ様はこれでも、この宿主の体をなかなか気に入ってるからいいんだけどよ』

バクラ……獏良君の体を通して顕現する、現代のバクラ……

『オマエともあろうものが、よくあんなヌルいじゃれ合いで我慢できたもんだ……ククク』

皮肉めいた軽口で私を茶化す、いつものバクラ。

『だが、あんまりそんな風にヤツを甘やかして欲しくねえなぁ……?
なぁに、これはヤツが骨抜きにされて使い物にならなくなることを危惧してるわけじゃない……
ロクな力もねえくせに、ヤツをハマらせ続けると…………』

え……、なあに……
バクラ、何て言ったの……?

『殺されかねないぜ、つってんだよ……!』

――――ッ、

『……予期せず現代に飛ばされてしまった結果生じた、精神のわずかなブレや動揺……
そこを無自覚に突いたオマエが、この馴れ合いの全ての元凶だと、もしヤツが強引に結論づけてしまえば……その時ヤツが取る行動は――』

……っ、

『ま、そうならないようせいぜい頑張りな、ゆめ……! ヒャハハハハ!!』

…………な、な……


バクラの声が遠くなっていく。
ああ、これは、夢なのか――

意識が覚醒に近付いて、ようやく自分の置かれた状況を悟る。

それから、すぐに――……


「ん……」

目を、覚ます。

閉められたカーテンからうっすらと明るさが漏れ、もはや夜が去ったのだと知った。

ベッドの中には、私一人だけ。

直前まで隣にあった気がする温もり……
そして、頭に響いた声……
全て夢だったのだろうか?

千年リングに宿るバクラは、夢の中で私に変なことを言った。

あれは本当に夢なのだろうか?
それとも――

のっそりと体を起こし、ベッドから出た瞬間、全身に走る震え。

「さむっ……、」

寒さをこらえながらそっとカーテンを開ければ、どんよりとした曇り空と、一面真っ白に染まった世界が目に入った。

「雪……、だいぶ積もっちゃった……」

盗賊王バクラは何処へ行ったのだろうか。
とりあえず、着替えなければ。

今は何時だろうか。
彼はお腹が空いているのではないだろうか。

どんどんクリアになっていく頭で、私は物事を考えたのだった――

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