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2019, 05, 16

エッセー

スランプ

すごい、サイト開いてひと月も経ってないのにこの記事のタイトルだよ。

現時点ではですね、「2012年に書いていた文の書き直し」が主な更新となっているから誤魔化しがきいているのですが、だんだん「7年前のストックが尽きるが先か私がスランプ脱出できるのが先か」みたいな感じになっている気がしないまでもない。

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原因はわかっております。


一つ目はブランクが空き過ぎた。
旧サイトを調べたんですが、学生時代の自分は2日にいっぺんくらいのペースで5000字くらいの話を更新してたみたいなんですね。我ながらすごいわ。そりゃスラスラ書けるわ。満員電車と仕事場の往復で疲弊している社会人にそのガッツはない。

二つ目は「これ面白いんか病」の悪化。
これはもう持病です。しょうがない。


そんな感じで「書けねぇ 書けねぇ」とひっくり返って手足をバタバタさせる毎日なんですが、これが地味にストレスになっているようで体調がすこぶる悪く(先週更新が滞った理由)、「なんでこんな思いをして続けてるんだ」VS「いや私が好きだから書いてるんだよ」の世紀の対決が夜毎開催されたりもしているのです。

こういう気持ちを誰かに相談したいのですが、自分には友達が少ないという事に気が付いたよね。ついでに言うと人望も少ない。
人の縁よりオタ活を優先するとこういう大人になるぞという見本が必要なら、私を指名してほしいです。


とかいってたら、こういうタイミングで数少ない友人から「良い梅干しが手に入ったから!タッパーに超詰めて持ってくから!近日会おうな!」とかラインが飛んできたりするから、その『良い梅干し』を食せるまでに、もうちょっと頑張ってみるか!!と思ったりもしなくないのでした。単純!!

2019, 05, 06

エッセー

「個人サイト」という場

さて、再始動と意気込んで拙宅を公開したは良いのですが、7年のブランクは大きく、私自身は言わずもがな、ジャンル全体の状況がかつてとまるで違っているので困惑の連続です。

まず、ランキングがほぼほぼ機能していない。
お世話になっている諸サイト様方には本当に申し訳ないのですが、ランキングサイトの大半で閲覧数が少ない。夕方にアクセスしたのに「今日の閲覧者:1」とか普通にある。

これは29ジャンルのみの話ではなく、二次創作の舞台がpixivと各種SNSに移ってしまったからだというのが最たる原因ですが、それ以上に私を悩ませているのがランキングサイトのシステムです。
ご存知の方も多いと思われますが、既存のランキングサイトはスマホ(PC)非対応の所がものすごく多いのです。よって登録をしたくてもガラケーなんて持っていないからできない、という歯がゆい事態が生まれております。ああ、なんていう事!
「今日の閲覧者:1」が普通にあるとはいっても、個人サイトにとっての命綱は今も昔もランキングサイトです。そこに登録ができない、というのは何とも苦しい……

確実に個人サイト終焉の調べがどこからともなく聞こえてきております。
そんな時期に何でまた個人サイトなんか作り直してしまったのかというと、私自身のこだわりでしかないんですが。

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pixivやTwitterやプライベッター、確かに便利です。HTMLの書き方とか、たびたび表示されるエッチな広告に気を揉む必要なんてほとんどないし、最近はマシュマロなんていうかつての拍手機能にそっくりなものまで出てきました。
私自身もたまにそういう場で作品を発表することがありますが、はっきり言って何だか味気ないのです。数時間かけて練った文章が特に誰にも読まれることなく、あっという間にTLに流されてしまうことは何度もありましたし、プライベッターの閲覧数が1から進まないこともありました。(そしてその1を付けたのは、誤字がないか確認の為にアクセスした私だったりする)
周りの皆さんは本当に凄いんですよね。宣伝力もあれば、社交性もある。そういうのを見ていると、羨ましくなったり、妬ましくなってしまったりして、そんな自分が嫌になってしまったりもします。

はっきり言ってしまうと、私には発信力とか、作品自体の魅力とか、そういう決定的なものが欠けているんだろうな、と思います。
「文章で活動しているからか?」「夢小説で活動しているからか?」と、恥ずかしながら一時は創作方法やジャンルの所為にしたこともありましたが、昨今では夢小説のオンリーイベントなんていうのも行われております。
夢小説以上にアンダーグラウンドだった夢絵文化というものも、随分と認知度が上がってまいりました。
それ以前に、今も昔も、人を引き付ける文章が書ける素晴らしい文字書きさんは大勢いらっしゃる。

これは表現方法が悪いとか、ジャンルの所為じゃないんです。自分自身の所為なんです。
それにようやく気が付きました。
また始末に負えないのは、「魅力が欠けている」という自覚がありながらも、自身は自分が書いた作品の事が嫌いになれないという事です。嫌いならいずれ書かなくなる筈なのです。それでも書き続けている、という事は「例え読まれないと分かっていたとしても、私は文章を書くことが嫌いになれないのだ」ということなのだと思います。

自分が、「作った作品を通してSNSで交流する」のを本格的に始めたのが、ここ一、二年と最近ようやく……だという事も、原因の一つです。作品発表の場として、SNSを利用するのが遅すぎたのです。
もう少し早くやっていたら、状況は変わっていたでしょうか。根暗なのであんまり変わらない気もしますが。

しかし、どんぶらこと流れていく自分の作品を見るのが流石に辛くなったので、「それならいっそ自分でサイトを開いて、ふらっと入ってきてくれた方に読んでいただく方が気が楽だ」と思いました。
ならpixivもプライベッターも変わらねぇだろ、という意見もありそうですが、やっぱり個人サイトは違うんですよね。

私は個人サイトの文化が好きなのだと思います。
どんなテンプレートを使うかとか、どんなフォントだと読みやすいかとか、配色をはカラフルにするか、シックにするか……と、心ゆくまで見た目に拘れる。

テンプレートに関しては、最近では配布サイト様にお任せしてばかりなのですが、「どれを使わせて頂こうか」とリンクを辿って探してゆくひと時も、何とも言えず好きです。

そうやって、自分が細部まで拘りぬいたサイトなので、例え閲覧数が少なくても割と気にならなかったりするんですね。いうなれば個人サイトは、究極の自己満足だから。
無論「逆に拘ったからこそ誰も来てくれないと辛いよ!」という人もいると思うんですが、私の場合は「まあ好きでやってるサイトだしな!」と割と開き直れたりします。

しかし、どうせまたやるからには沢山の方に遊びに来ていただけたら嬉しいですね!

再開後、拙宅は順調にカウンターが回っております。本当にありがたい限りです。
7年前の、学生の頃とは違って、文章を思う存分書けるような潤沢な時間はないですが、周りの雰囲気や反応で一喜一憂しすぎることのない場所をこうして再び得ることができたことが、とても嬉しいです。

今日で夢の10連休も終わってしまいますが、これからは自分のペースで更新ができるようにしていきたいです。

2019, 05, 01

お知らせ

お引越し&再開致しました

2012年に作成した29夢サイト「Delicatessen.」を、長年お世話になっていたフォレストページから、nanoへと移行させました。
昨今のフォレストページの広告過多具合にも嫌気がさしたので……

7年前に作ったサイトなのですが、とても思い入れが多く、いつか再開したいと思っておりました。と言いつつ、別ジャンルに浮気もしていたので、実行まで物凄く時間がかかってしまいましたが……

当面はU世長編や短編の再掲が中心となると思われますが、徐々にコンテンツを増やしていく予定です。どうぞ宜しくお願い致します。

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ちなみに当時更新が滞った最大の理由は、ガラケーからスマホに機種変したからでした。スマホは長文書くのやコピペに向いていないですよね……

なお旧サイトでは52146人の方に遊びに来ていただいておりました。
その節はありがとうございました。
カウンターの設定時にこの数字を引き継ごうか迷いましたが、一からスタートすることに致しました。

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