パラレルのおへや。
記憶。
千秋はハッ、として目をさめる。
また、あの、夢だ。何回みただろう 小さなころから数えきれないほどみるあの夢
だけども最近はのだめと出逢ってからあの夢をみる回数が増えてきたような気がする。
びっしょりとかいた汗、ぎゆっと腕をつかい額の汗を拭いてベッドから起き上がり冷蔵庫へむかいウォーターを取り出しコップに流し入れそれをすべて飲み干した。
なんどもみる不思議な夢
今日はのだめのような人物をみた。
「どうかしてる、」
どうかしてる。自分しかいない暗闇の部屋でぽつりと呟いた。
自分が寝ている間に不意打ちで頬にキスをされたのはつい最近の出来事。
あれから夢は増す一方。一体のだめと自分は何があるのだと言うのだ。
自分の不思議でありえないおとぎ話のような夢をうっすらと思い出しながら鼻でわらった。
ありえるわけねーだろ。
小説のよみすぎか…
ははと笑いまた千秋は自分のベッドへ戻っていった
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