旧短編 | ナノ



※現代パロディ




キッチンで朝ごはんを作るサンジ。
それを手伝うaaa。
「……」
「?、aaaちゃん?」
ぼーっ、と突っ立っているaaaに、サンジが声を掛けると、ぐらりと揺れたaaaの体。
「aaaちゃん!」
フライパンを持っていた手を離し、咄嗟にaaaの体を支えた。


る意味


aaaをソファに寝かせ、頭の部分にサンジが座り、サンジが膝枕をしている体勢。
「aaaちゃん」
サンジはさらりとaaaの頭を撫でる。
(……しすぎたかな)
新年早々、二人は愛しさにかまけて数え切れない程愛し合った。
しかも何日間も。
体が持たなかったのだろう。
(aaaちゃん…)
aaaの唇に軽くキスをすると、aaaが目を覚ました。
まるで童話みたいだった。
「あ…サンジ…?」
「aaaちゃん、大丈夫…?」
眉を八の字にするサンジ。
「私…」
「倒れたんだよ……クソごめん、おれのせいだよな」
サンジの膝から頭を上げるaaaをサンジは抱きしめた。
「サンジ……私、大丈夫だよ。なんていうか……しあわせ」
サンジの体を引きはがし、顔を合わせる。
「あんなに愛してくれたの、嬉しい…」
aaaはサンジの上唇にちゅ、とキスをした。
「aaaちゃん…っ!」
そんなaaaにサンジが反応しないわけがなく。
「じゃあ…いいよね?」
サンジはaaaをソファに沈め、覆いかぶさった。
「えっ…今はちょっと…」
手足をバタつかせるaaaを押さえ付け、サンジは首筋にきつく吸い付く。
「あ…っ!」
「誘ったのはaaaちゃんだしね」
にっこりと微笑むサンジにaaaは顔を赤らめる。
「馬鹿!」
「aaaちゃん、クソ愛してるー」
着ていたaaaの服を脱がせる。
もうaaaは抗わない。
「私だって…愛してるから!」
ぎゅむー、とサンジを強く抱きしめる。
「おれ……クソ幸せだな。aaaちゃんといっぱいこんなこと出来るなんてよ」
aaaの頬を包むサンジの手。
「私もすごい……幸せ」
微笑むaaa。
サンジは弧を描くaaaの唇に甘い口付けを落とす。
「……抱きてぇ。イイ?」
aaaの服を握るサンジ。
aaaの同意ナシではセックスをしたりはしない。
それが騎士道。
「うん…」
「よし!」
サンジはaaaの首筋に顔を埋め、赤い痕を残していく。
それと同時に、服を脱がし始める。
ピンク色の下着のホックを外し、ぷるんと露になる小振りの胸。
「あ、や…っ」
「可愛い」
サンジはそれに吸い付く。
「はぁっ…!」
「aaaちゃん、気持ちいい?」
胸の二つの突起を一つは舌で、もう一つは片手で弄る。
「どう…?」
きつく突起を摘むと、aaaの体が震えた。
「んぁ…きもち、い…っ」
「そう」
サンジは深く微笑み、aaaに優しいキスした。
「aaaちゃん、下、するね」
「ん…」
そのまま行為を進め、愛を深め合った。

「う…ん、」
いつの間に寝ていたのだろうか、もう夕方だ。
カーテンの開いた窓から覗く空が茜色をしている。
場所もソファのリビングから寝室のベッドに移動している。
「あ…」
横には裸のサンジが眠っている。
aaaも良く見てみれば、裸。
「やだっ」
咄嗟に布団を引き寄せた。
「どうかした?」
隣で眠っているサンジの声。
「ひゃあっ!、サンジ、起きてたの……?」
「うん。おはよう」
寝起きでも整った表情のサンジからのモーニング・キス。
「……あ」
「aaaちゃん?」
「力、入んない…」
くらっ、とベッドに沈むaaa。
「え?aaaちゃん!?」
枕に顔を埋めるaaaを覗き込むサンジ。
(でもやっぱり…こうやって心配されるのって、幸せ…!)
サンジによって起こされたaaaは吸い付くように、抱き着いた。
「うれしー!!」
「aaaちゃんっ?」
「だぁい好きィ!」
そう言ったaaaは抱きしめたサンジの鼓動が速くなっていくのを感じていた。



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