旧短編 | ナノ


※ちょっとエロい




What Are Little Boys Made Of?
Frogs and snails and puppy-dogs' tails
What Are Little Girls Made Of?
Sugar and spice and all that's nice


What Are Little Boys Made Of?


船に二人。
甲板に寝そべってサンジの作ったおやつをぱくり。
「ねぇ、ゾロ。食べないの?」
「あー?……食う食う」
「うそ、一口も食べてない」
ゾロの目の前にあるおやつを指差す。
口をつけていない。
「きらい?サンジが作ったから?」
aaaは首を傾げるが、ゾロは「いや…」と曖昧な言葉を言い続ける。
「……嫌なの?このおやつ。それとも甘いから?甘さは控えめだったよ」
自分のおやつを手に取り、頬張るaaa。
「ん、おいしい。ほら」
二、三口食べられたタルトをゾロに差し出す。
ゾロはぼーっとそれを眺めてから、aaaの頬に手を添えて言った。
「じゃあ、こっちをいただくぜ」
近づいてきたゾロの唇――。
「……んっ」
すぐに離れ、ゾロは独特な笑みを浮かべる。
「……ばっか」
ぼす、と胸に一発軽いパンチを食らわせた。
「こんな無駄に甘ぇもんじゃなくて、aaaがいい」
喉を鳴らしたゾロに、胸が高鳴った。
「欲張り…!」
「女よか、まだマシ」
ゾロはaaaをお姫様抱っこして部屋に連れていく。
「何それ…」
「あ?aaaは夜じゃあ、おれのが欲しい欲しいうるせぇじゃねぇかよ」
「きゃーっ!うるさい、だまって!」
片手で部屋の扉を開け、そのままベッドにaaaを放り投げる。
「わっ」
ぼす、とベッドが音を立てた。
ゾロは扉と鍵を閉め、ベッドに歩み寄り、ベッドに横たわるaaaに覆いかぶさる。
「まだ夕方にもなってない…」
「いいじゃねぇか」
着ている服を脱ぎ始めるゾロ。
aaa、と声を掛けられaaaもそそくさと服を脱ぎにかかる。
「おやつ…あとでもらってもいい…?」
「ん?ああ…。おれのもやるぜ」
がちゃがちゃとズボンのベルトを外し、そして脱ぐ。
綺麗な筋肉質の足とパンツ。
「どーもー。でもいらないから」
aaaは自分の手で目の前を覆い隠し、ゾロの下半身を見ないようにする。
「遠慮はいらねぇ」
その手を掴まれ、股間に手をもっていかれる。
「ゾロ…」
膨れ上がったそれ。
「おっ、今日も可愛い下着だな」
まだ着ていた服から覗くaaaの下着を見るゾロ。
ゾロが選んだ赤と黒の下着。
「ゾロが…これが良いって、言ったんじゃん」
「そうだったな」
下着の上から胸にキスをする。
「aaa…」
「ゾロ、もう……」
脱がせて、とせがむと下着のホックを外すと、はらりと胸からすべり落ちた。

「……ゾロ、もっと」
(……また)
ゾロの手はaaaの体を這い回る。
「ゾロ…ゾロ…」
aaaはゾロの首に両腕を回しキスを強請る。
「欲張りはてめぇだ、aaa」
ゾロはaaaの頬に優しいキスを落とした。





男の子って何でできているの?
カエルとカタツムリと子犬のしっぽ
女の子って何でできているの?
お砂糖とスパイスとすてきなもの全部

※マザーグースより

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