旧短編 | ナノ


※サンジ寄り 現パロ


ラー画を見てみよう!

「あからさまに嫌なタイトルね……」
ナミは困ったような顔をした。
「楽しそうじゃない」
ロビンはくすくすと笑った。
「大丈夫だよ、んナミすわぁーん!ロビンちゃん!俺がついてるから!」
サンジはナミに向けて両手を広げた。
「え、サンジくん……わたしは?」
aaaは首を傾げてサンジを見た。
「あぁ!aaaちゃん!aaaちゃんが一番だよ!!」
と言ってサンジはaaaに抱き着いた。
aaaは照れながらサンジの胸に体を埋めた。
「イチャイチャすんな、ぐる眉!!aaaもTPOを弁えろ!」
ゾロが怒鳴った。
「あァ!?うっせぇ、マリモん!」
サンジは悪態をつくが、aaaはしゅん、とへこんで「ごめんなさい」と謝った。
「そうですよー!そんなもの見せられて勃たない人なんかいませんよー!って、私、勃つチンコないんですけどねー!!」
ブルックがそう叫んだ。
下ネタに笑うルフィ。
呆れるウソップとゾロ。
サンジはaaaの耳を塞ぎ、下ネタを聞かせまいとしていた。
「どうかした?」
「な、なんにも」
サンジはaaaに微笑んだ。

さて、本題。
「ホラー映画って、何見るの?」
aaaは問うた。
「"呪怨"、だってよ」
DVDを持ったゾロがそれを眺めながら言う。
「"呪怨"……名前からして怖そう」
ナミは目を背けた。
「ま、楽しそうだからいーじゃん!!ゾロー早くぅー」
サンジの腕に絡み付きながらゾロに言った。
「今すっから!」
ゾロはDVDレコーダーにDVDを読み込ませた。

「あぁああぁぁ」
テレビから幽霊の声が聞こえる。
「きゃああぁ!!」
ナミとaaaは耳を塞いだ。
「この、呪怨くんって子……なんでこんなに声怖いの?」
よしよしと頭をサンジに撫でられながらaaaは言う。
「怖くさせる為だろーな」
フランキーが即答した。
「で、ですよねー…あ!、わかった!」
aaaは人差し指を立てて、こう言った。
「呪怨くんって風邪気味なんだと思う!!」
「そっかー、大変だなー、幽霊も」
ルフィは頷く。
「チョッパー!ちょっと見てやれよ」
「?、幽霊ってもう死んでるんじゃねーの?」
チョッパーとルフィは同時に首を傾げた。
「風邪気味なわけあるかァ!」
ナミが叫んだ。
「えー」

「……楽しかったです!」
「怖かったわよ!ばか!」
みー、とaaaの頬を抓るナミ。
「んナミさんもaaaちゃんも怯える姿、すっごく可愛かったよ!」
サンジがそう言うと、ナミは「有料よ」と言った。
「サンジくん…」
aaaはサンジを見遣ると、サンジは笑ってウィンクをした。
「あんな幽霊、おれが退治してあげる」




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