2013/08/29 21:39


「お前なぁ!一人でこんな夜中にこんな真っ暗な道ウロウロすんな!」


「ごめん…」


「あともう少し騒ぐとかしろ!
なんで声の一つもあげねぇんだよ!馬鹿か!!
いつでも俺が通りかかると思うなよ!」


「うん…ごめんなさい」


「……」


「ねー、早乙女ちゃん」


「あ?」


「助けてくれてありがと。怖かった」


「…おう」


「あのね、早乙女ちゃんがね、」


「?」


「助けに来てくれないかなーって期待してた」


「は?」


「偶然てすごいねー」


「…馬鹿、帰んぞ」


「うん」



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