孤独な華。 | ナノ

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茄陳の町


『結構大きいですねぇ…』

『……世界が違うと、随分と建物も違うな』

『ですねぇ。オレはこういう異国情緒溢れてる感じ 好きですけど』

『そうだったのか?……いや、意外でもないか。』



冬夜と椿姫は、ジープから街を見渡し、そんな会話をしていると

那都が身を乗り出して


『わぁー!!見て回りたい!行きたい!!』

と騒ぎ出す。



『バーカ、1人で降りてくなよ。どーせ 迷子になって終わりだ。』

『バカじゃないし!迷子にもならないもん!!……多分


『騒ぐな、阿呆共。』


『『誰がアホだ!』』



「騒ぐなっつってんだろ!……いいか、あまり派手な行動取るんじゃねぇぞ。」



ハァ とため息を吐いてから、悟空や悟浄たちの方を見て、念を押す。

悟空、悟浄、那都、モコナは、各々やる気の無さそーな返事をした。
話 本当に聞いてんのか コイツラって感じである。いや、全く。




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