セイラム→サラ


サラ様!?
あなたが
どうしてこんなところに?


だれなの?
あなたなんて知らないわ


はい…
私はかつてロプトの神官でしたが
大司教の孫娘であるサラ様が
ご存知ないのはとうぜんです


ふーん…そうなの…
でも、あなたに用はないわ
あたしは声の主をさがしているの


声の主?


とてもきれいな声…
あたしを呼んでるの
たすけてほしいって…


…そうか…

マンフロイ大司教の孫娘である
サラ様ならキアの杖を使える…
そういうことか…


ふーん…
じゃあね、セイラム



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