小ネタ
ネタメモ 0416(Sun) 02:21
・ツンデレな黒渦ガイト(短編) ・死ヶ峰骸、荒神ロウガ、ドクターガラの長編(皆の先輩シリーズ?) ・モンスター相手(短編)
皆の先輩シリーズ 0201(Wed) 17:19
(臥炎キョウヤ/バレンタインネタA)
「そうは言いつつもチョコは用意してあるんだろう?」 「その見透かしたような態度は私の専売特許だからやっぱりあげない」 「チョコ下さい」 「はい」 「……ゴディバ?」 「手作りチョコはカカオから作りたい派だから今年はゴディバで、手作りチョコは来年まで待って」 「カカオを育てる気かい……?」
皆の先輩シリーズ 0201(Wed) 17:19
(臥炎キョウヤ/バレンタインネタ@)
「2月と言えばバレンタインデーだね」 「いやいや、節分でしょ。チョコレート会社の経営戦略には乗らないよ」 「カガリは相当な天邪鬼だね……」 「鬼は外ー!」 「痛っ!僕に豆を投げないでくれるかな!?」
皆の先輩シリーズ 0105(Thu) 02:53
「……何で私の近所の神社に来てるのかな、臥炎」 「やあ、偶然だね」 「こんな偶然があってたまるか。そして臥炎財閥の御曹司はSP連れて神社行くのか」 「まあ、財閥の御曹司だし」 「常識の偏差値がおかしい」 「常識は打ち破るものだよ」 「名言っぽく言うんじゃない。とりあえず目立つからSPくん達帰らせてくれ」 「カガリが護衛役になるって?」 「……………………今回だけね」 「(かなり沈黙が長かったな……)じゃあ、デートだね」 「いや、デートにはならない」 「ところでアスタロトはどうしたんだい?」 「……アスタロトは人混み酔いしやすいからね。カードにして持ち歩いてるよ」 「軟弱なバディだね」 「顔いっぱいをバディにしてるやつに言われたくない」 「あ、カガリは甘酒飲むかい?」 「詣ってからね」 「意外と信心深いね」 「そりゃ来年受験だからね。それがなかったらいつも特番見てる」 「ふうん」 「はい」 「……うん?」 「手、繋がないとはぐれるよ」 「……」 「臥炎?」 「……カガリってたまにやることがカッコいいよね」 「普通は男の方から言うものだよ」 「新年早々手厳しいね……」
皆の先輩シリーズ 1219(Mon) 01:09
(ロン・リモートをそそのかす)
「勝ち続けることは才能だよ。確かにきみのバディ、ワナスキーくんはファイトに勝つセンスはある。けれど、勝つセンスがあるだけで、彼に勝ち続ける才能はない」 「……才能がなくてもセンスで勝つことは不可能じゃない。そのためのバディだ」 「確かにね。でも、現に私はきみのバディを負かすだけの才能を持っているし、私のバディもきみを負かすだけの才能を持っている。……結局センスで才能に勝てないのが現実さ」 「っ……!」 「だから、これは提案だ」 「どういう、っ……!」 す、と彼女の指が僕の頬をなぞり、理性が警鐘を鳴らす。 けれど彼女の柔らかい笑みが、甘い香りが、それを簡単に打ち消した。 「遠隔の罠師、ロン・リモート。同志ワナスキーに勝利をもたらしたいのなら、バディとしてきみに出来ることはある」 「……」 「どんな手を使ってでも、バディを勝たせたいと思うだろう?」 「そ、れは」 「もう分かっているはずだよ。優秀な罠師であるきみは、同志ワナスキーのために居るのだから」 「……僕は、同志ワナスキーのために居る」 「その通り。……世界大会できみ達の活躍が見られることを、期待しているよ」 そう言って彼女は僕の鼻先に唇を落とし、踵を返した。その場に残された僕は呆然と呟く。 「……どんな手を、使ってでも」 勝たせるんだ。 それが罠師である僕が同志ワナスキーに勝利をもたらすために出来ることであり、彼女の期待に応える唯一の方法なのだから。
手の上なら尊敬のキス。 額の上なら友情のキス。 頬の上なら満足感のキス。 唇の上なら愛情のキス。 閉じた目の上なら憧憬のキス。 掌の上なら懇願のキス。 腕と首なら欲望のキス。 さてそのほかは、みな狂気の沙汰。 (フランツ・グリルパルツァー「接吻」より)
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