過去拍手 | ナノ

!多分両想い
!会話のみ



「・・・お題?」
「うむ、学園長が是非にと・・・」
「何度も言うけど私は早乙女学園生徒じゃないわよ」
「俺とて何回もあの方に伝えたが」
「馬耳東風だったんでしょ?」
「・・・・・・ああ」
「あの人には蟻に説教する位無駄な事なんでしょうね・・・まぁ兎に角早く終わらせましょうか」
「頼む」



  ♪



(此処から他のキャラクターも登場)


「Q.次の色から連想する異性の名前をあげて下さい。」
「・・・色?」
「まず赤色だ」
「・・・それお題というより心理テストじゃ・・・」
「俺もそう思った」
「・・・・・・(はぁ)それで・・・赤色?
なら考えるまでも無く一十木君でしょ」
「ねえ草薙それ髪の色で決めたでしょ」
「髪だけじゃなくて瞳の色や私物も赤色でしょ、貴方の場合」
「確かにな」
「マサまで!・・・でもそう言われたら、納得するしかないなぁ」
「・・・で結果は?」
「この問いは深層心理で彼等の事をどう思っているのか分かるらしい。
赤色は・・・兄弟姉妹だな」
「・・・・・・」
「草薙と兄弟かーどっちが上かな、やっぱり、」
「(精神年齢も含め)年齢的に考えると灰音が姉だろう」
「即答!?」



  ♪



「次は白だ」
「白・・・・・・?」
(髪の色で言えば灰音だな)
「・・・・・・父さん?(前世で言うと先生かしら・・・)」
「一応聞くが何故だ?」
「・・・・・・否、何となく・・・。
こう・・・何にも染まっていないような感じ?」
「・・・ああ何となく分かった。
白色は・・・理想の人、だな」
「・・・それどういう意味の理想?」
「・・・・・・・・・父親としての理想、じゃないのか?」
「父親・・・それなら納得ね(父さんも先生も確かに親としては理想だわ)」



  ♪



「次は桃色だ」
「・・・春歌かしら」
「異性だと言っているだろう」
「ああ」
(忘れていたのか・・・)
「ピンクピンク・・・来栖君?」
「・・・何で俺なんだよ」
「思い浮かんだから言っただけで別に深い意味は無いわ」
「来栖、これは心理テストだ。
小さい事で反応しては、」
「俺の前で小さい言うな!」
「・・・・・・・・・」
「(無視)それはそうと桃色は友人だな」
「おい聖川無視すんな!!」



  ♪



「後何色あるのよ・・・」
「二色だ。では次に行くぞ・・・紫だな」
「紫・・・・・・(紫だと何故か二人出てきた・・・)」
「?どうした?」
「・・・・・・一ノ瀬君かしら(後前世では馬鹿杉)」
「・・・私ですか」
「瞳の色とかで何となく(アイツの場合は単純に服の色なんだろうな・・・)」
「心理テストですし、細かい事は言いませんよ。
それで聖川さん結果は・・・」
「・・・・・・」
「・・・聖川さん?」
「・・・真斗?」

グシャリ

『!?』

「・・・何でもない気にするな」
『・・・・・・・・・・・・』


紫の結果:性欲の対象



  ♪



「最後の色は青だ」
「・・・ねえ真斗、紫の結果は?」
「気にするなと言っている」
「(本当にどんな結果だったのかしら・・・)
・・・・・・青色なら考えるまでも無く真斗でしょ」
「それも髪の色なんだろう」
「後瞳の色もね」
「釈然としないが・・・。
ふむ・・・青色は・・・・・・・・・」
「固まってないで早く教えて頂戴。
一体何て書いて・・・・・・」


ピタリ


『・・・・・・・・・・・・』


「・・・灰音」
「・・・何かの間違いよ」
「・・・ほう、顔が赤いように見えるがそれは俺の気の所為か」
「そうよ、気の所為よ」
「なら、」

ぐいっ

「この両耳も赤いのもか?」
「ぁ、ぅっ耳は、駄目、」
「聞こえんな」
「や、真斗・・・!」



青の結果:好きな人



『花雪』主人公が紫の件(くだり)にいて、且つトキヤが結果をしていたらどうなっただろうと想像してみると面白いかもしれません(笑)

201210XX