花雪シンフォニア | ナノ

!毛探偵パロ
!各連載の主人公→人間、お相手→秘密警察犬設定
!トキヤ→声フェチ

「・・・トキヤ君?」
「・・・不思議ですね」
「?」
「他の人だったら常に心の声が聴こえるのに・・・貴女からはそれが無い。
それがとても心地良い・・・」

ぎゅううっ

「・・・いけませんね、どうしても感傷的になってしまう」
「・・・・・・私も、」
「栞さん?」
「トキヤ君が来てくれたから寂しくないよ」
「え・・・」
「私と会ってくれて有難うトキヤ君」

ふわり、

「・・・っい、きなり笑うなんて反則ですよ・・・!」

トキヤは遥君と同じ能力だったら、但し主人公の声は聞こえないという設定で。
主人公は本編通り、ある日行き倒れになったトキヤを保護したら懐かれたよ、という裏設定(笑
やっぱりこの二人はほのぼのが一番似合うなぁ。




!毛探偵パロ/上記の逆転ver
!各連載主人公→秘密警察犬、お相手→人間設定
!主人公→声フェチ

「何度言ったら分かるのですか寿さん!
いい加減にして下さい!」
「ご、ごめんってトッキー!」


「(トキヤが怒っているところをあまり見た事がないだろうし怯えてないかな?)
栞大丈夫?」
「・・・・・・大丈夫。寧ろ・・・」
「?」
「今のトキヤ君、ノイズがかかっていないから凄く良い声で逆に元気になれたかな。
トキヤ君はいつも疲れた声が多いからきっと彼にとっては良い事だよね。
・・・トキヤ君、そのノイズがかかっていない声をもっと言ってくれないかな・・・」(←何処か恍惚とした表情)


「・・・・・・」


( 俺 は 何 も 聞 か な か っ た ! )

まずお詫び。
主人公のキャラが違う事に対して謝罪します、すみませんorz
トキヤの本音(=ノイズがかかっていない声)は主人公や音也達位しか出ないんじゃないかな・・・という妄想。
初めて聴く自分に発せられるのとはまた違う声の音に主人公のテンションがハイになった。そして音也は通常通り巻き込まれるという(笑




!未来設定
!子供のデフォルト名:咲

「では咲、このタオルを絞って水気を取って下さい」
「ん、」

ぽす、と手渡された小さなタオルに栞は内心、まだ無理ではないだろうかと思うも敢えて何も言わなかった。
何事も経験が大事だ。

「・・・こう?」
「ええそうです。そのまま捻って・・・水を、」
「・・・うー・・・」

ぎゅうう・・・ぶちぶちっ

「・・・」
「・・・」
「・・・たおる、やぶれちゃった」

どうしよう、と小首を傾げた息子の姿は母親の栞と同じ。
この時のトキヤは流石親子、と思えなかった。
新品だった筈のタオルが一転、変わり果てた姿になったのを間近で目撃してしまったトキヤと栞は瞬時にかの金髪バーテン服を思い出したのは言うまでもなく。

注意、ネタです!
本当に息子君が怪力に目覚めるかどうかは未定。
この時多分五歳位?突如降りかかった受難にどうする一ノ瀬夫妻。




!未来設定

「・・・あー・・・」
「しずおにーさん、これ」

身長差がかなりある為、静雄の甥・咲は必死に首を見上げながら問うその姿勢に静雄ははっと腰を落とし目線を合わせた。

「わ、悪いな咲。気付かなくてよ・・・」
「?だいじょーぶ。
えと、しずおにーさんこれなんだけど、」
「どれだ?」

すっ、と咲が差し出したものに静雄は暫し凍りついた。

「とーさんがたくさんわらってるんだ。
・・・おうちではこんなえがおはあまり見せてくれないのに。
とーさんはぼくのこときらいなのかな・・・(しゅーん)」
「・・・否それは絶対無いから安心しろ」
「・・・でも、」
「咲。
俺は(ノミ蟲と違って)嘘は吐かねェし嫌いだ。
何より俺がお前に嘘吐いた事あったか?」
「ない!」
「なら、」
「とーさんがかえってきたら、このテレビみたいにわらってって言ってみる。
あと『にゃー』って言、」
「それは止めとけ」

静雄と咲君と!
甥と伯父の関係なのですが咲君は静雄の事は兄呼び。そして関係は良好かと。
何処かでトキヤパパが必死に隠していた秘密(HAYATO)の事がバレた模様(笑
この後、また新たな受難がトキヤに降りかかる予定←




!未来設定

「咲、欲しいものはある?」
「ほしいもの?」
「そう」
「・・・いもうとがほしい」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

爆弾投下。
斜め上の回答に沈黙した栞に咲は無表情を僅かに崩し、止めの一言を放った。

「・・・だめ?」

寂しそうな声。
先程の爆弾投下のタイミングといい、小首を傾げる姿といい。
容姿は自分似だが中身は栞に似たらしい。
微動だにしない妻を他所に、トキヤはそう思いながら素晴らしい笑顔を浮かべた。

「分かりました、咲。
妹かどうか分かりませんが、そうなるように努力しますね」
「!」(ぱああっ)
「!?」

雑記に記載していたネタ。
両親ともに仕事でやっぱり寂しかったのか、欲しいもので一番に出てきたのは「妹」という事実。
嘗て無い位の笑顔に戦慄する主人公ですが息子君の数少ないおねだりに板挟みに遭うというオチ。




!未来設定

「(とーさんがだいほんをよんでる・・・)
とーさん、なにかてつだえること、ない?」
「咲・・・・・・!(じーん)
ではこの台詞をお願いしても宜しいですか?」
「(こくり)
ぇっと・・・『どうして・・・なの?これは、・・・か、な・・・だ!』」

「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・とーさん・・・」
「・・・すみません、ルビを書いておけば良かったですね・・・」
「・・・(しゅーん)」

漢字が読めなくて落ち込む息子君とその事実を忘れてしまっていたトキヤパパの図(笑

子供ネタではよくある事ですよね!
恐らくこの後勉強会が開催されることでしょう(*^^*)


20150523