私の夢の中のひと、私が夢を見なくなってしまったら、私がいなくなってしまったら、かわいそうに、消えてしまうひと。
にんげんが消えたら、にんげんが考え出したもろもろのいきものもせかいもいっしょに消えるの。
ひとにしあわせを与えるばかりで、自分はしあわせになれないなんて、かわいそう。
他人にしあわせを与えるばかりで、自分はしあわせになれないひと、他人にしあわせを与えるためには、その前に自分がしあわせにならなければ。
知らないことがたくさんあるのは楽しいこと。
覚えきれないほどたくさん知ることで、たくさん忘れようとしているの?
永遠なんて確かめようがないから無いのと同じよ。ただ一瞬の連続があるだけ、それは過去とも未来とも切り離されている。
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