「君がなまえちゃんかぁ〜。か〜わいいなぁ〜」
「.....」

朝起きたら変なのがいたが別にもう驚かない。人間の耐性というのは結構すごい。

尋ね人3/サンジ(海賊・コック)

「ああ麗しのプリンセス...俺の眠り姫...君と朝を共に迎えられる幸せで俺はもう永遠の眠りについてしまえそうだ。」

つまり起きたいんだろうか...寝たいんだろうか。
寝起き頭には少々厳しいマシンガントークと、でれでれの笑顔。
あ、この人がサンジか。とウソップの話をぼんやり思い出す。

「寝ぼけまなこな君も可愛いなぁ〜。そんなにじっと見つめられると!もう!ときめきがメロリン…...そうだ!お腹減ったろ?なまえちゃん。あいつらから聞いてるかもしれないが俺はコックでね。君に美味しいブランチを作ってあげ」



サンジ、消えた。
(.....今回早かったなぁ...5分くらい?)
静かになったのでまた眠気が戻ってくる。うとうととまどろみに引き戻される中で、サンジのいた場所に鼻を寄せると焼きたてのパンの香りがした。

(サンジのパン...ちょっと食べたかったな)
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