同時刻・グリフィンドール寮

「おーい、なまえー!」「なまえはいるかーい?」

「なまえならいないわよ」

「あいつどこ行ったんだよ」

「分からないわ」

「僕がテストのこと言ったら慌てて出てっちゃったんだ」

「図書室じゃないかしら」

「いなかったぜ」

「っていうかリリー、君は一体どこにいたんだ」

「あなたから逃げ回ってたわ。でも馬鹿らしくなったからリーマスと勉強してるの」

「そんなっ…僕と言うものがありながら!」

「あ、ジェーソン。お前なまえ見なかった?」「見てないよ。」

「そうカッカしてたら爆発するよジェームズ」

「やだわ、リーマス。すでに爆発してるからこんなにボサボサ頭なんでしょ」

「失礼な君も愛おしいよ!!」

「なまえ〜!一緒に飛行の練習しようぜー。どこだよー」

「あ、リーマス、口元にチョコついてるわよ」

「ん?ありがとうリリー」

「うわあぁぁあああああああ!!!!」

「(リリー、実はわざとなんじゃ)」

「止めてくれリリー!僕の前で他の男といちゃつくなんて!君は天使の顔をした天使だ!」

「きもいわポッター」

「なまえー!」

「うっさいよシリウス!」
「え!」

「なまえなまえって、私の方がなまえが好きなんだからね」
「え!」

「シリウスはほんとなまえが好きだよね」
「こっちの話全然聞いてなかったもんね」
「え!?だって俺達なまえ探しに来てたんだろ!?なあ!」

「なまえならきっと今頃どっかのスリザリン生相手に胸ぐら掴み合って喧嘩してるよ」

「何でお前の中のなまえはそんなに野蛮なんだよジェームズ!」

「もうリリーがいるからいいや。」

「ジェームズウウウ!!」
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