現パロ・リドル 「912157」 「は?」 「と、いうことで、焼肉!くいにいこーな(912157)!」 「くだらない。おやすみ」 「はいおやすみー、ってさせるかボケー!」 「大体それ、人の家に不法侵入した末に休日の僕の貴重な睡眠時間を削ってまでして言いに来ることなの」 「はい、皆さん!やってきました502号室トム君宅ー!さあ、このこっそり作った合鍵を使って入ってみよーか!」 「もう入ってるしソレやるなら家の外でやってくれない」 流石のリドルも寝起きはツッコミにキレがない。 本人はもうすぐキレそうなんだけどね。かっこわらい。 「ねー起きてよリドル!焼肉食いに行こうよッ」 「馬鹿でしょ君…今7時だよ」 「朝のね!」 「知ってるよ。」 「2929292929」 「悪夢だ…」 「はやくおーきーろー!」 ぼこっ 「…あんまりだ、…ぶつなんて」 「煩い」 「だって焼肉」 「朝からそんな重いもの食べれないよ」 「え?うちわりかし普通だけど」 「君んち異常だから。」 「えー?」 この前もテスト当日になまえの家に迎えに行ったら「ちょうどよかったわ」とか言われて朝からカツ丼食べさせられたけど、(礼儀正しい僕は勿論残さなかった。)ぶっちゃけ一日中気持ち悪くて胸焼けして吐きそうでその回のテストは散々だった。初めて学年主席の座を他人に譲った。何が受験にカツ(勝つ)だ。しかも、受験じゃない。もう僕は日本人が怖い。お宅の娘さんカツ丼はぺろりとたいらげたくせにテスト用紙真っ赤っかでしたよ。 「疲れた」 「なんで」 「もう帰ればどうだい」 「この部屋から見る景色が…たまらなく好きでさ」 「君の部屋隣だから。帰れ」 「いやだ、だって暇なんだもん」 「やっぱりね」 「リドルと焼肉屋でパーリーナイトしたい」 「朝だけど」 「ぱーりーもーにんぐ!ハイ、れっつ?パーリーモーニング!」 「誰が言うか」 「つれないなぁ」 「大体焼肉とかバランス取りにくい」 「レタスにはさめばいいんだよ。」 「その程度で満足してる君がすごいよ」 「私毎日がっつり5食運動してるけど」 「今画面の向こうで何人の女性が悲鳴を上げたんだろう」 「体重増えないよ?だからリドルも大丈夫!」 「胃袋がブラックホールななまえと一緒にするな」 「この繊細小僧!」 「何て?」 「まあいいや、とりあえず起きて!散歩しに行こう」 「…また急に何故」 「とりあえず体動かさなきゃでしょ!リドルのお腹すかしたら、今度こそ焼肉ね!」 「…」 とても自己中心的で、ありえないほど食いしん坊で、太陽みたいに笑う君。ほんと、腹立たしいよ。 「…ハア」 無駄な抵抗 結局折れるのはいつも僕。 「散歩はいいけど、お腹減ってないのかい?」「大丈夫!ビビンバ食べてきたから」「…」 912157hit リドルと焼肉(行く前の話) ×
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